介護士への転職|特別養護老人ホームはどんな仕事があるのか?

介護士への転職を考えているあなたは、どのような職場があるか知っていますか?

老人ホームと一言でまとめても、実は老人ホームにも種類があるのです。

実際就職してみたけど、思ったような職場でなかったということは避けておきたいですよね。

先日の記事ではサービス付き高齢者向け住宅について説明しましたが、今日は特別養護老人ホームについて解説してみたいと思います。

合わせて読む  転職前に知りたいサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と老人ホームの違いとは?

介護士の職場紹介|特別養護老人ホームとはどんなところ?

介護士の就職先として、特別養護老人ホームはよく聞く職場だと思います。

でも、特別養護老人ホームはどのような職場なのでしょうか?

特別養護老人ホームは要介護3以上の高齢者であることが条件になっています。

そのため、基本的には身体介護が中心になり、介護士だけでなく、看護師ともチームワークを図りながら利用者様のサポートを行います。

主な業務内容は身体介護、レクリエーションの提供、食事や洗濯、清拭などの生活支援が主な仕事になります。

 

介護士の職場 | 特別養護老人ホームで働く上で困ることは?

特別養護老人ホームは基本的に自宅での生活が困難な高齢者が入居する場所になります。

そのため身体介護だけでなく安全管理がとても重要になります。

それは日中だけでなく、夜間の人出が少ない時間帯における転倒の予防も業務に含まれており、夜勤業務がとてもつらいという声をよく聞きます。

Twitter上でも夜勤業務のつらさなどはよく投稿として散見されているところを見たことがあるのではないでしょうか?

 

介護士の職場 | 特別養護老人ホームで働くことで得られるメリットとは?

逆に特別養護老人ホームで働くメリットとは何でしょうか?

特別養護老人ホームは要介護3以上の利用者様が入居すると書きました。

要介護3のレベルとは、簡単に説明すると

  • トイレや入浴に介助が必要
  • 着替えが一人で困難
  • 足腰が不安定で歩行に不安があるor自立していない

という特徴があります。

そのため介護レベルが高い利用者様が多いため、介護スキルが身につきやすいといっても過言ではないでしょう。

特に認知症を発症していることが多いため、理解力が低い患者様への説明能力も身につきます。

もしあなたが介護ケアのスキルアップを考えているのであれば、特別養護老人ホームを検討するのも一つかもしれませんね。

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