介護職として働く上で、大事だけど意外と忘れられがちな仕事があります。
それはレクリエーションです。
介護士になってすぐは「え、こんなこともするの!?」とびっくりした経験もあるかもしれません。
- 人前で話すのが苦手
- レクリエーションを何したらいいのかわからない
そうやってレクリエーションの業務に苦手意識を感じている介護士もいるかもしれません。
そんなあなたのために、レクリエーションの苦手克服のためのポイントをお伝えします。
レクリエーションがある職場・ない職場
介護職とはいっても、就職先によってレクリエーション業務がある場合とない場合があります。
レクリエーションがあるのは
- デイサービス
- 有料老人ホーム
- 老健
など
レクリエーションがないのは
- 病院
- 訪問介護
- 特養
などです。
施設の規模によって、一度に対応する利用者様の数は変わってきます。
介護の現場で行うレクリエーションとはどんなものがある?
- 頭の体操になるレクリエーション
- 脳の刺激になるレクリエーション
- 手先を動かすレクリエーション
- 簡単なスポーツのようなレクリエーション
- 認知症予防のためのレクリエーション
など、レクリエーションといってもその目的や対象は様々です。
利用者様の層に合わせて決めていきます。
介護職がレクリエーションを苦手と思ってしまう原因
人前で話すのが苦手
そもそも人前で注目されて何かを話すということに慣れている人はいないでしょう。
1対1での対応がほとんどである介護の仕事では、大勢の人の前で話す可能性があるレクリエーションは異色の業務だと思います。
盛り上げるのが苦手
利用者様を盛り上げて楽しく参加してもらえたらレクリエーションは大成功と言っても過言ではありません。
しかし全員を盛り上げるというのは難しく、ノってくれない方を見ると悲しくなってしまいますよね。
そもそも自分自身が物静かな方だからテンションについていけない…と自信を無くしてしまう人も多くいます。
司会進行が苦手
デイサービスだろうと施設だろうと、参加される利用者様の状態には幅があります。
全ての利用者様が安全にスムーズに楽しめて、時間通りに(早くも遅くなく)行うことができる、と思うとレクリエーションの進行は思った以上に難しいと感じるものです。
参加者に注目されて緊張して余計うまくできない、なんてこともあります。
レクリエーションのネタがない
新人だろうがベテランだろうが、必ず陥るこの悩み。
気づいたら前と同じような内容の繰り返し…。
利用者様もスタッフも飽きている…。
というような状況がよく起こります。
ネタを考える時間もおっくうになり、ますますレクリエーションへの苦手意識が強くなってしまいます。
仕事とはいえ、得手不得手はだれにでもあると思います。
次回はレクリエーションへの苦手意識を克服する方法について、詳しく解説します。