サービス管理責任者の現任研修と補足研修とは

前回の記事でサービス管理責任者になるために必要な研修である、基礎研修と実践研修、サービス管理責任者資格を保持し続けるために必要な更新研修について解説しました。

合わせて読む → サービス管理責任者研修として必要な「研修」について

今回はその他のサービス管理責任者に関連する研修を解説します。

 

サービス管理責任者の「現任研修」とは?

サービス管理責任者に関連する研修として「現任研修」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

現任研修とは現在サービス管理責任者として働いている方が対象となる研修、すなわち更新研修を表しています。

更新研修のほかにもスキルアップ研修やフォローアップ研修など地域によって名前が異なったり特異的な研修を取り入れている地域もあるようです。

 

サービス管理責任者研修である「補足研修」とは?

サービス管理責任者研修の基礎研修を修了するために、相談支援従事者初任者研修も受講・修了する必要があります。

その一部分のことを「補足研修」や「相談支援業務従事者初任者研修2日課程」と呼んでいます。

これは利用者様に提供するサービスを適切に支援するための援助技術の習得を目的とする講義になります。

相談支援従事者の役割であったり、相談支援におけるマネジメント手法などの内容が含まれています。

サービス管理責任者は2日間となりますが、相談支援専門員を目指す方であれば7日間の受講が必要となる研修です。

 

サービス管理責任者の研修 | まとめ

前回の記事でも解説しました基礎研修、実践研修、更新研修等も含め、各研修とも修了するためには基本的に全日程出席しなければいけません。

サービス管理責任者として働く方、サービス管理責任者資格を維持したい方は一つでも欠いてはならないため、各研修日程は優先的にスケジュールを確保しておくようにしましょう。

また、研修を受講する際にパソコンとネット環境が必要となります。研修の一部にパソコンを使用して受講するものがあるため、ネットや動作環境は事前に確認しておきましょう。

特に新型コロナウイルスの流行以降はZoomの使用頻度も多くなっているため、Zoomの使用に関しても問題ないかどうかは確認が必要ですね。

各研修とも募集期間や受講日程に限りがあるため、必ず自身の受講する地域や自治体のホームページで詳細を確認の上、事前に準備しておきましょう。

 

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