これまでサービス管理責任者研修として必要な研修や、サービス管理責任者に関連する研修について解説しました。
サービス管理責任者として働く地域やそれぞれの事業所によっても異なりますが、フォローアップ研修を取り入れていることもあります。今回はサービス管理責任者のフォローアップ研修について解説します。
サービス管理責任者のフォローアップ研修とは?
そもそもフォローアップ研修とは、サービス管理責任者として配置されている方を対象に、ある研修を開催してから一定期間が経過した後にもう一度その受講者を対象に実施する研修のことを表します。
改めて研修内容の振り返りを行い、サービス管理責任者としての知識や技術の向上を図る研修となりますが、実際行われているフォローアップ研修の内容として、個別支援計画の作成方法やスーパービジョンについて、マネジメントについてなどが主な内容となります。
サービス管理責任者におすすめのフォローアップ研修
サービス管理責任者として働くなかで、様々な課題に衝突し知識や技術の向上、スキルアップが必要になる場面が多々あるかと思います。
その中でもどのような分野に意識を向けることが重要か、いくつか研修をご紹介します。
・虐待や人権に関する研修
障害福祉業界でも重要視されている虐待や人権に関する研修は、サービス管理責任者として働く以上欠かしてはなりません。
最近、施設働くスタッフが施設利用者に対して至らない行動や、人権に反することをしてニュースに取り上げられることも少なくありません。
障害者虐待防止法が施行され、利用者様に対する虐待を防止することが強く求められています。また人権に関しても障害を持った方を相手にしますが、障害者としてではなく、「人」として関わることが求められます。
・職員指導のための研修
サービス管理責任者は事業所においてリーダー的役割を担っています。職員に対してアドバイスや指導をする立場のため、指導方法はもちろんコミュニケーションの取り方なども学んでおく必要があります。
・防災、緊急時に関する研修
障害福祉業界で働く以上、利用者様の急変などに遭遇する機会も少なくないのではないでしょうか。AEDの使用方法や一時救命処置の方法などは理解しておく必要がありますよね。
また、近年地震などの自然災害にも多く見舞われます。対応策の事前準備や災害時の対処方法などの知識についても身に着けておきたい分野になります。
サービス管理責任者に必要なフォローアップ研修とは | まとめ
フォローアップ研修とはサービス管理責任者として働いている皆さんに必要な研修です。
新たな学びの場として積極的に活用してみてはいかがでしょうか。