生活相談員の業務は多忙を極め、書類業務から利用者様の相談業務まで多岐にわたります。
そのため介護・医療業界の中でも多忙な職種として知られていますが、実は生活相談員に向いているという人の特徴があるということを知っていますか?
実は営業職を経験したことのあるあなたであれば、生活相談員の仕事が向いている可能性があります。
今日はその理由について解説してみたいと思います。
生活相談員の仕事は営業力がカギを握る
生活相談員の仕事は特に人間関係を円滑に進める能力が重要になります。その理由として介護・医療スタッフと利用者様の間を取り持つ役割を担わなければならないからです。
こうした間を取り持つためにはコミュニケーション能力が必須であり、人と話すということにやりがいを感じる方であれば、生活相談員の仕事はおすすめかもしれません。
介護・医療スタッフと利用者様をつなぎ合わしたり、多くの利用者様との打ち合わせスケジュールを管理したり、その他の業務に必要な書類を作成したりと、生活相談員の仕事は多岐にわたります。こうした業務を営業職は担当しているため介護・医療業界の営業職のスペシャリストと言っても過言ではないのではないでしょうか?
営業マンのスキルとしてはコミュニケーションスキルや接遇能力です。
そのため両者の話をよく傾聴できる方、相手に丁寧に伝えるコミュニケーションに長けている方は生活相談員の仕事を選んでみてはいかがでしょうか?
生活相談員の仕事は仕事管理能力が求められる
そして何より多くの利用者様とのミーティング内容をまとめたり、書類をまとめたりとする能力は必須です。そのためには自分の業務内容を管理する能力が求められるのです。
今どのあたりまで打ち合わせが済んでいるのか
タスクはどこまでに終わらせなければいけないのか
利用者様の入退所時期から逆算して、どこまでに何をしなければいけないのか
こうした未来を想像する能力のことを仕事管理能力と私は呼びますが、これは特に重要であると言えるでしょう。
なぜなら生活相談員は書類業務だけでなく働く場所によっては介護職員を兼務することもあるのです。そうしていると業務が回らないという状況も考えられますので、きちんと業務内容を管理する能力が求められます。
生活相談員は厳しいと言われていますが、これから先の日本において求められる職種の一つです。
ぜひ今後のキャリアアップの選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか?