介護福祉士が覚えておきたい立ち上がり介助で負担を軽減する方法とは?

介護福祉士が現場で注意しなければいけない利用者様の転倒ですが、あなたはどのように注意して対応していますか?

先日の記事では自分の身体を患者様に近づけて行うべき介助が、自分の身体にどれだけの負担がかかるのかという話を書きました。

そこでベッドや車いすから利用者様を移乗させるときに、転倒予防で気を付けるべき内容についてどのようにすべきなのかについて今日は書いてみたいと思います。

 

利用者様の移乗動作において一番転倒リスクが高いのは〇〇であること

さて、介護現場でよく見かける車いすやベッドからの立ち上がり動作において、一番転倒リスクが高い環境とはどのような場面でしょうか?

 

実は、おおよその場合はこの環境がきちんと整っていないことが原因であるといっても過言ではありません。

 

それは、足底面がきちんと地面に設置していない、もしくは足が伸び切っているという状況であることが多いのです。

 

足底面が地面に設置しておらず、利用者様を抱え持ち上げるように介助して乗り移りをしている現場をよく見かけます。確かに時間に追われている介護者としてはいかに効率よく介護を行うかは重要になりますが、自分の身体に負担をかけすぎるということはあまり良くはありません。

 

自分の身体が資本だからこそ、いかに自分の身体を酷使しないように介助する方法を考えるべきではないでしょうか?

 

そこで覚えておいてほしいのは、まず膝や足関節を90°に曲げて、利用者様の身体の下に足が設置しているということが重要です。

こうした状況をまず作るところから介護技術が問われるといっても過言ではありません。

足が伸びてしまえば、利用者様に残された残存能力を利用して立ち上がることもできません。あなたも椅子から立ち上がる時に、膝を伸ばした状態で立ち上がろうとしてみてください。おそらく100%立ち上がることはできないと思います。

 

重要なのはあなたが今座っている椅子から立ち上がる時に、自分ならどのように足を動かして立ち上がるかを考えることです。あなたが立ち上がりやすい状況というのは利用者様も立ち上がりやすい環境であることに間違いないのです。

その環境をいかに作り出し、介助技術に応用するのかが重要ですので、ぜひ時間に追われているからできないとあきらめず、試してみてくださいね。

 

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