生活相談員が介護報酬について勉強する方法について解説します

生活相談員の仕事は利用者様や利用者家族様とのコミュニケーションだけではありません。

生活相談員は介護保険の点数を理解し、介護報酬について勉強する必要もあります。自分の施設がどんな傘案を算定しているかを調べ理解することも生活相談員の業務の一つに含まれています。しかし介護報酬がどの程度なのかを理解するのは並大抵の努力では難しいと感じる方もおられると思います。今日はその勉強方法について解説してみたいと思います。

 

生活相談員が介護報酬について勉強するための方法とは?

たとえばあなたがデイサービスで働いているとして、あなたの職場がサービス提供体制強化加算(Ⅰ)を取っていたとしましょう。その加算を取れる理由についてあなたはきちんと説明できますか?

サービス提供体制強化加算(Ⅰ)は、介護職員のうち介護福祉士が70%以上、もしくは勤続10年以上の介護福祉士が25%以上いるときに算定できます。

 

こうした内容について考えるときに一回一回教科書を調べるとなると結構大変ですよね。

そんな時に手元に置いておきたい教科書があります。

 

それは介護報酬パーフェクトガイドという本になります。

https://www.igakutushin.co.jp/Products/detail/1253

 

生活相談員にとって介護報酬早見表は手放せない教科書として知られています。

これ一つあれば介護報酬に関する情報は十分抑えられるといっても過言ではないかもしれませんね。

 

また、介護報酬の改定は3年に一度行われます。これは生活相談員にとって一大イベントになります。なぜなら3年に一度常識が変わるわけで、介護報酬の点数や金額などが変わりますから毎回それの更新を行わなければいけません。

 

この情報は厚生労働省のホームページなどで情報を得るようにするといいでしょう。

 

生活相談員の仕事はこうした情報の更新が必要不可欠になります。

そのためかなり勉強が必要になりますので、定期的に情報をチェックし、提供される情報を更新していく努力が欠かせません。介護報酬について詳しく知らないうちは苦手意識を持っている方もおられると思いますが、日々の業務を進めていくことで詳しくなっていくものですから心配しないでください。もしそれでも苦手だと思う方は、ぜひ上司や友人に相談し一人で抱え込まないようにしましょう。

関連記事

  1. 生活相談員の転職は35歳を超えると難しくなるのか?

  2. サービス管理責任者の児童期における発達支援

  3. 介護職ってサービス業なの?