生活相談員の仕事は様々な利用者様からのクレームに対して対応したり、ニーズを確認したりと多忙を極めるという話を何度もしてきました。また、人間関係のストレスや家族対応で心が折れてしまうと言ったネガティブなこともご紹介してきました。しかしながら悪い面ばかりではありません。実は介護士の離職率よりも生活相談員の離職率のほうが圧倒的に低いのです。その理由を知っていますか?
今日は生活相談員の離職率が実は低いという理由について解説してみたいと思います。
生活相談員の離職率は介護職員の中でもかなり低いと知っていますか?
生活相談員はご家族様の悩みやクレーム対応に追われて大変だというイメージが強いと思います。しかしながら生活相談員の仕事は悪いことばかりではありません。
やはり介護職の中でも身体介護を対応するわけではありませんので、肉体的な疲労感については他の職種に比べると低いと言えるのではないでしょうか。そのため妊娠や出産を控える女性には特に人気の職業の一つにも上げられています。
また、生活相談員の地位も比較的高く、給与も他の介護職員と比較しても高い傾向にあります。そして何より夜勤が無いので、家庭との両立をしやすいというのが一番の理由ではないでしょうか。
介護職員の離職率の高い理由はやはり身体的な負担や精神的な負担が大きな要因としてあげられています。
しかしながら生活相談員はそこまで負担が大きいというわけではありませんので、離職率は低い傾向にあるようです。
生活相談員として働く魅力とは?
生活相談員として働く魅力について調査してみたところ、やはり様々な利用者様とのコミュニケーションの中で、利用者様に感謝されるということが一番の要因であることが魅力の一つに上げられるようです。
複雑な介護保険制度や施設利用の説明についてわからないと感じる高齢者やご家族は少なくありません。こうした方々に対してわかりやすく説明することが生活相談員には求められます。そのため自然と多くの利用者様や利用者様のご家族様と接する機会がありますので、人と関わる、人のために何かをしたいと感じる方にはオススメの職業であると言っても過言ではありません。
もしあなたがこれから生活相談員の仕事を目指そうと感じてくださるのであれば、ぜひやりがいや魅力についても考えてみてほしいと思います。