スマホ首(ストレートネック)の症状チェックリスト

ストレートネックの症状は多岐にわたり、重症度によっても異なります。

初期症状では自覚がない場合もありますが、放置すると慢性化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。

本記事では、どういう症状であればストレートネックなのかを解説します。

スマホ首(ストレートネック)の症状チェックリスト

以下のチェックリストで、ご自身の状態を確認してみましょう。

1. 首こり・肩こり

ストレートネックの代表的な症状が首こりや肩こりです。

頭が正常な位置よりも前に出ているため、首や肩の筋肉に負担がかかり、慢性的なこりや痛みを引き起こします。

初期は軽いこりでも、進行すると強い痛みやしびれに発展する可能性があります。

また、肩甲挙筋という肩甲骨を支える筋肉にも負担がかかり、肩甲骨周囲の痛みやこりを引き起こすこともあります。

2. 頭痛・めまい

頭痛やめまいもストレートネックで起こりやすい症状です。首の筋肉の緊張や血行不良は、頭部への血流を阻害し、頭痛を引き起こします。

また、首の骨の歪みは自律神経のバランスを崩し、めまいを引き起こすこともあります。

頭痛は、後頭部やこめかみ、目の奥などに痛みを感じることが多く、吐き気を伴う場合もあります。

めまいは、回転性めまいや浮動性めまいなど、様々な種類があります。

首の痛みと共に頭痛やめまいがする場合は、ストレートネックが原因となっている可能性が高いです。医療機関への受診をおすすめします。

3. 吐き気

吐き気は、ストレートネックに伴う頭痛やめまいによって引き起こされることがあります。自律神経の乱れも吐き気を誘発する要因となります。

また、首の歪みからくる平衡感覚の異常も吐き気を引き起こす一因となります。

吐き気が慢性的に続く場合は、他の疾患の可能性も考えられるため、医療機関への相談が必要です。

4. 自律神経失調症の症状

ストレートネックは自律神経のバランスを崩しやすく、自律神経失調症のような症状を引き起こすことがあります。

自律神経には交感神経と副交感神経があり、通常はバランスを取りながら体の機能を調節しています。

しかし、ストレートネックによって首が歪むと、自律神経の働きが乱れ、様々な症状が現れます。

例えば、不眠、倦怠感、イライラ、不安感、動悸、息切れ、便秘、下痢、手足の冷えなどです。

これらの症状は人によって異なり、複数同時に現れる場合もあります。

症状が長引く場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。

症状 詳細
不眠 寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたり、朝早く目が覚めてしまう。
倦怠感 体がだるく、疲れやすい。
イライラ 些細なことでイライラしやすくなる。
不安感 漠然とした不安や心配事に悩まされる。
動悸 心臓がドキドキと速く鼓動する。
息切れ 少し動いただけでも息が苦しくなる。
便秘 便が出にくくなる。
下痢 便が水っぽくなる。
手足の冷え 手足が冷たく、特に冬場は辛い。

スマホ首(ストレートネック)の症状チェックリスト | まとめ

今回はスマホ首になっているかどうかを判断するためのチェックリストについて解説しました。

上記で説明したような症状がある方は、もしかするとスマホ首なのかもしれません。

特に自律神経失調症に関しては、スマホ首が原因と気付かないこともあるので注意が必要です。

少しでも気になる方は、お近くの整骨院などで相談してみるのが良いのではないでしょうか。

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