少子化でも需要は増加中 保育士の業務内容や資格の取得方法などをご紹介

小さなお子様がいる家庭が利用するサービスとして

保育園

があります。

 

男性が外で働いて、女性が専業主婦になって家事や子育てをするというのは大昔の話。

 

女性の社会進出の推進や不景気の影響などで、近年は共働きが当たり前になっているため少子化が問題になっている反面、保育園の需要が非常に高まっています。

 

そんな保育園で働く保育士について、解説いたします。

 

この記事では保育士の業務内容、資格の取得方法、年収についてがわかります。

 

 

幼稚園教諭とは別物 保育士とはどんな資格?

 

保育士とは児童福祉法第18条の4で以下のように定義されています。

「保育士とは、第18条の18第1項の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。」

 

保育士の勤務先といえば真っ先に思い浮かべるのが保育所・・・いわゆる保育園ですね。

それ以外にも児童が19名以下の小規模認可保育所、子育てをしている社員向けの企業内保育所、児童福祉施設があります。

 

この中には幼稚園は含まれておりません。

実は幼稚園の場合は保育士ではなく幼稚園教諭という別の資格が必要となります。

 

 

保育士の資格を取得する2つのルートとは

 

保育士になるには2つのルートがあります。

まず1つは養成校を卒業すること、もう1つは保育士資格試験に合格することです。

 

①養成校を卒業

まずは養成校を卒業するルートです。

これは厚生労働大臣が指定する養成校(専門学校、短大・4年制大学)にて、所定の科目・課程を履修すれば卒業時に保育士資格が得られます。

このルートの最大の特徴は資格試験がないということです。

卒業と同時に資格を取得できるのは最大のメリットではないでしょうか。

また、「保育士資格」と「幼稚園教諭免許」のダブル取得ができる学校もありますので、保育園だけでなく幼稚園でも働いてみたいと考えている人はダブル取得ができる学校を探してみてはいかがでしょうか。

 

②保育士試験に合格

2つ目のルートは養成校に通わずに保育士試験を受験するルートです。

養成校に通っていないけど、保育士になりたくなったという人向けです。

独学や通信講座などで勉強し、保育士試験に合格する必要があります。

この試験は筆記試験と実技試験があります。

開催頻度は近年の慢性的な保育士不足を解消するために年2回実施されています。

概ね前期が筆記試験4月、実技試験7月。

後期が筆記試験10月、実技試験12月となっています。

保育士試験の合格率は20%前後と難易度の高い試験と言えます。

 

また受験資格ですが学歴によって異なります。

大学卒・短大卒の場合は保育士と関係のない学部学科でも卒業時点で受験資格を得ることができます。

 

専門学校卒の場合は卒業した専門学校が

・学校教育法に基づいた学校であること

・卒業過程が2年以上であること

が条件となっています。

 

高卒の場合は児童福祉施設で2年以上かつ2880時間以上の実務経験が必要とされています。

 

中卒の場合は児童福祉施設で5年以上かつ7200時間以上の実務経験が必要とされています。

 

<専門学校、短大・4年制大学在学中、4年生大学中退の場合>

短大・専門学校・4年制大学に在学中でも条件付きで受験資格を得ることが可能です。

4年制大学のみ中退でも条件付きで受験資格を得られます。

無事に合格して、保育士資格を取得したら、必ず都道府県知事委託保育士登録機関「登録事務処理センターから保育士登録の手続きを行ってください。

そこで審査に通れば保育士証が交付されて、保育士として働くことができます。

 

 

保育士の1日の仕事の流れ 早番と遅番も

 

無事に保育士として働くことができたら、実際にどのような仕事をして1日を過ごすのでしょうか?

 

代表的な例を紹介します。

 

①午前7時:早番出勤

園児の出迎え準備や園内の掃除など

②午前7時半:登園開始

園児の体調をチェック。

保護者とのコミュニケーション。

朝礼。

③午前9時半:朝の会

園児と歌を歌ったり体操をしたりします。

④午前9時45分:主活動

園児の年齢や季節に合った活動。

⑤午前11時:昼食・遅番出勤

配膳・手洗い・うがい・食事・片付け・歯磨きなど

昼寝の準備

⑥午後0時半:昼寝・事務作業など

昼寝の見回りや

保育日誌などの記入

行事の準備など

⑦午後2時半:園児たちの昼寝終了

着替え・トイレ・おむつ交換など

⑧午後3時:おやつ&園児の自由時間

⑨午後4時:帰りの会・早番退勤・降園開始

帰りの会で歌を歌う、明日の予定の伝達。

お迎えに来た保護者に、1日の様子を伝える。

早番の保育士はここで退勤となります。

⑩午後8時:最後の園児が降園・遅番退勤

最後の園児を見送った後、掃除や次の日の準備を行い、遅番の保育士が退勤します。

 

保育士の気になる年収は全体平均より高い?低い?

 

さて、最後に保育士の気になる年収はどれくらいなのでしょうか?

日本人の平均年収が約443万円とされています。

それよりも高いのでしょうか?低いのでしょうか?

 

保育士の平均年収は経験年数を重ねるごとに上がる傾向にあります。

おおよそ1年目が256万円

1~4年目は330万円

5~9年目は361万円

10~14年目は382万円

15年目以上では440万円

となっています。

 

大勢の子供と触れ合うことが好きなら絶対におすすめ

 

いかがでしたか?

保育士は試験が合格率の低い非常に難しいものとなっていますが、養成校に通っていれば卒業するだけで試験はパスできます。

平均年収は日本人全体の平均と比べると低水準ではありますが、子供が好きだと良い人にとって、大勢の子供たちと一緒に遊ぶ時間を過ごせるため、非常にやりがいのある仕事といえます。

また、子供だけでなく親御様とのコミュニケーションを取らなくてはいけないため、コミュニケーション能力も必要とされますが、人付き合いなどが苦にならないという人であれば問題ないでしょう。

少子化不足とはいえ、保育園や保育士の数が足りておらず、これからさらに需要が増えていく保育士になってみてはいかがでしょうか。

 

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