介護士としての転職を考えるうえで、利用できる支援金制度について様々なものを紹介してきましたが、実際そのような支援金制度を使っている人はどれくらいいるのでしょうか。
実は筆者の母親はヘルパーから介護福祉士を経て、ケアマネジャーとして働いています。
その母親に、介護分野就職支援金貸付事業や再就職準備金貸付事業の実際について利用されたことがある人がどれくらいいるのかを聞いてみました。
介護現場での実際のリアルを今日はご紹介したいと思います。
介護職は知らないと損する支援金制度
介護士の支援金制度をご紹介してきましたが、実際どれくらいの介護士が利用しているのでしょうか?
介護職として再就職を考えておられる方は支援金制度があるという記事を過去に書かせていただきました。
就職・再就職の際に使える支援金制度としては
- 再就職準備金貸付事業
- 介護分野就職支援金貸付事業
- 障害福祉分野就職支援金貸付事業
などがあります。
これらの支援金貸付事業は一定の期間、介護士として勤務すれば返還義務がないという制度ですが、実際の現場では利用されている介護士は半数もいないようです。
理由としては、ハローワークで紹介されたことがない等、実際自分から申請しないと紹介されないようでした。
実際私の母親も、母親の職場のスタッフも介護現場で働いて数年後にその貸付事業があることを知り、損をしたと感じたとのことです。
少し調べればわかるようになった時代ですから、知っておくことで得することは多いようですね。
支援金制度は各都道府県の社会福祉協議会で確認しよう
さて、この支援金制度は各都道府県の社会福祉協議会で問い合わせるよう
厚生労働省のホームページで紹介されています。
しかしなぜ都道府県で異なるのでしょうか?
実は支給自体は都道府県が行っており、審査基準も異なるようです。そのため各都道府県の問い合わせ先で利用できるかどうかを確認し、申請を行わなければいけないようですね。
各都道府県の問い合わせ先は以下のURLから確認してみてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188098_00002.html
(厚生労働省 支援金制度)