訪問介護の仕事をする上で、大切なのは移動手段です。
その中でも多く使われているのが自転車です。
今回は自転車で訪問介護を回る際の注意点や負担を減らすポイントを考えてみました。
訪問介護に転職する前に確認しておきたい移動方法
車編の記事でもお伝えしましたが、移動手段は訪問介護事業所によって異なります。
改めてお伝えしますが、移動手段のチェックポイントは
- 移動手段
- 移動距離
- 移動時間の設定
です。
これによって負担の割合が大きく変わるのできちんと確認しておきましょう。
自転車は車と違って手軽で、住宅の密集する地域などでは特に使用される移動手段です。
訪問介護の自転車移動を楽にするポイント
自転車で訪問を回る場合は、必ず定期的なメンテナンスをしましょう。
たかがメンテナンス、されどメンテナンスです。
サドルの高さ・空気圧はこまめにチェックし、電動自転車の場合はバッテリー切れにも注意しましょう。
車のように座ったり時には横になるような環境が取れない自転車移動ですが、
必ずこまめに休憩時間を作るようにしましょう。
自分なりの休憩スポットを探したりするのも楽しいかもしれませんね。
また、自転車をこぐとどうしても汗をかいたり身だしなみが乱れたりすることもあります。
息を切らせた状態でケアを始めてもいいケアは提供できません。
ある程度時間に余裕を持ち、訪問に入る前に身だしなみを整える余裕は持っておきたいものです。
訪問介護を自転車で回る際に備えておきたいもの
- 帽子
真夏だけでなく、春秋も紫外線はかなり多く降り注いでいます。
頭に熱を浴びると疲労を感じやすくなるため、帽子は必ずかぶりましょう。
- フェイスカバー・アームカバー
- ネッククーラー
夏の暑さ対策は必ず行いましょう。肌の露出を減らすだけでも十分負担を減らすことができます。
- カッパ(レインコート)
自転車の漕ぎやすさ、濡れにくさを考えると上下セパレートのズボンタイプがおすすめです。
- レインブーツ
足首まで覆うタイプのものであれば、カッパにかくれて裾から雨が入るということがありません。
- ゴーグル
自転車をこいでいるときに目に雨が入るのを防ぐので漕ぎやすくなります。
- タオル
濡れてしまったカバンや服を拭いたり、カバンの下敷きにします。
- 自転車のカゴカバー
カバンが濡れるのを防いでくれます。
- 大きめのごみ袋
カゴカバーの代わりにしたり、濡れてしまった服やタオルを入れておくことができます。
- 替えの靴下
濡れた靴下まま利用者様のお宅に上がるのはNGです。