介護士の仕事はサービス業であると同時に技術職でもあります。限られた時間の中でご利用者様の生活をサポートするために、介護技術を学び、いかにご利用者様が安心、安全に生活できるかを考えていかなければなりません。
また、介護現場は慢性的な人手不足であるということは周知の事実であり、人手が足りない中でも、ご利用者様のニーズに答えなければいけませんから、より効率的にスピーディーに作業をこなす必要があります。
特に訪問介護現場では一人で対応しなければいけないため、介護技術に不安を抱える方も少なくありません。
そこで、次の転職までに学んでおきた介護職員初任者研修について考えてみたいと思います。
最短1か月で介護技術を習得|介護職員初任者研修とは?
介護職員初任者研修は介護職としてのキャリアのベースになる資格として知られています。
介護職員初任者研修では、おむつ交換やベッドメイキング、食事介助方法など、生活支援に必要な技術を最短1か月で学ぶことが可能です。
その場合は、かなり詰め込んでスケジューリングしなければいけませんが、早く技術を学びたい方にとっては、おすすめなのではないでしょうか。
また、講習会の座学部分はほぼ自宅で受講が可能なのも魅力です。
家事や育児などと並行して学ぶことができますので、スキルアップを考えられている主婦の方におすすめだと思います。
介護職員初任者研修は働きながら受講も可能
また、現状すでに働いているけど、スキルを上げたいという方には夜間に学ぶ方法もあります。これであれば仕事終わりに講習会に参加することで、介護職員初任者研修を修了することも可能です。
また、介護職員初任者研修は全国各地に研修先があり、各都道府県ごとに検索するとすぐ見つけることができます。そのため電車に乗って遠くまで研修を受けに行かなければいけないということもありませんので安心して受講が可能です。
もしあなたがスキルを少しでも高めたいと考えているのであれば、検討してみてもいいのではないでしょうか?
介護職は技術職です。いかに時間を効率的に使い、業務の短縮を図るかということも重要ですし、ご利用者様のニーズに答えるため、傾聴するために時間を費やさなければいけない場面もあります。
そうした時間をいかに作るかということが、技術職といわれる所以ではないでしょうか?
ぜひ勉強してみてくださいね。