医療従事者が医療機器メーカーの営業職へ転職する流れが広がっています

近年、医療従事者が一般営業職へ転職するという流れが広がっているのをご存じでしょうか?医療業界で活躍してきた医療従事者が医療機器の営業職として活躍しているということが増えています。

医療従事者が営業職へ転職?という疑問はあるかもしれません。しかし医療従事者だからこそ、医療機器の営業職への転職は必要かもしれません。その理由について今日は解説してみたいと思います。

 

医療従事者だからこそ専門性を活かした営業が可能

医療従事者は医療現場の現状や悩みなどを的確に把握しており、どのようなものを求めているのかという現場の声をダイレクトに受けることができます。

そのため医療機器メーカーは医療従事者の専門性に目を付け、一般営業職としての教育を進めているというトレンドがあるのです。

 

今までは自動車メーカーや住宅業界の営業職を教育して対応してきました。しかしながらこうした人材には医療の専門知識や製品知識を指導しなければいけないということが通例でした。しかしながらコロナ禍以降、医療従事者に対して一般的な営業職の知識を指導して営業職として活躍させるということが注目されてきています。

 

医療従事者は医学的な知識は他分野の人材よりも優れており、現場スタッフとの話し合いもスムーズに進むという点が魅力的です。しかしながら今まで営業ということをしたことがない医療従事者が多いため、営業ノウハウなどの立ち振る舞いを教育し、戦力化しようという流れが今は採用トレンドになりつつあるようです。

 

医療従事者はそもそも医療現場で医療機器を既に使用しているというアドバンテージがあり、異業種の営業経験者よりも医療現場に詳しいことが営業職として活躍できるメリットです。もともとが国家資格所持者であることもあるため、医療現場に対する営業力は高いものがあるといっても過言ではないかもしれません。

 

医療機器メーカーの営業職の求人情報数は年々増加しており、医療現場に疲弊してこれから別の転職先を探したいと考えている方もおられるのではないでしょうか?もしこうした悩みを抱えている方は医療機器メーカーへの転職も一つの選択肢として入れてみてはいかがでしょうか?もしかするとあなたには営業職の適性が高いかもしれませんよ?

 

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