介護業界で働く中で、介護士、介護福祉士、社会福祉士と様々な資格を耳にすることがあると思います。
介護業界で働くうえで、業務内容に違いがあるのか?と聞かれると、あまりないと感じる方も少なくないかもしれませんが、これから転職を考えておられるあなたにはぜひ覚えておいてほしいことがあります。
なので、今日は介護士と介護福祉士の決定的な違いについて書いてみたいと思います。
介護士と介護福祉士の決定的な違いとは?
介護業界で働くためには、介護職員初任者研修という研修を受けなければ介護士として働くことはできません。
ですが、この研修を経て介護施設で働くことになったあなたは介護士として名乗ることが可能になるのです。逆を言えば、介護の仕事に従事していることが介護士なのです。
では、介護福祉士とはいったい何かというと介護福祉士は介護福祉国家試験に合格した人だけが名乗ることのできる資格といえます。
しかしながら、施設で働いていて介護福祉士の資格を持っているからと言って、仕事内容に何が変わるのか?と聞かれると実は大きな差はありません。
決定的に変わるのは給与面です。
実は介護福祉士の資格を持っているかどうかで月額5万円ほどの差が生まれるということをご存じでしたか?
転職を考えるなら国家資格の介護福祉士を目指そう
介護福祉士の資格を持っているかどうかで月額5万円も変わるなら、生活もずっと安定すると思いませんか?
月額5万変われば、年間60万の給与アップが見込めます。なので、これから転職を検討しているあなたは是非、介護福祉士の資格取得を目指してみるのもいいかもしれません。
介護福祉士になるためには、まず介護福祉士実務者研修を受講しなければいけません。介護福祉士の実務者研修は無資格でも受けることができますが、初任者研修を終えているかどうかで金額が異なります。
無資格で受講する場合は10~19万と大きく差があり、初任者研修修了者であれば10万円前後で受講が可能です。
この介護福祉士実務者研修を経て実務経験3年以上を経験している場合に、介護福祉士の受験資格が与えられますので、年間50万円以上の差があるのであれば、これからのキャリアアップのために介護福祉士の国家試験取得を目指してみるのも悪くはないのではないでしょうか?