介護業界で転職を考えるうえで「自由な働き方」を求める声も少なくありません。
しかしながら最低限のルールというものは存在し、髪型やアクセサリーを容認してほしいという気持ちもわからなくはありませんが、介護士の仕事は「接客業」に分類されるわけですから、身だしなみというものは重要視されます。
そこで、介護業界では避けておきたい身だしなみや身に着けておきたいマナーについて今日はご紹介したいと思います。
介護業界で覚えておきたい身だしなみとは?
介護業界は基本的に接客業に分類され、髪型や清潔感のある服装を求められることは多い職種です。しかしながら近年、髪色やメイクについては少しずつ許容範囲が広がっているというのも事実です。
実際に茶髪など髪を染めていいと認められている職場は87%の職場で許容されているようです。
しかしながら、奇抜な髪形に関しては避けておくのが無難かもしれません。
次に結婚指輪などの装飾品についてですが、基本的には外しておくのが無難かもしれません。
なぜなら指輪の間に菌が繁殖することも少なくなく、介護業界であれば特に排泄介助や食事介助など、患者様に直接触れることが多いため、菌の温床になりやすいためです。
また、ネイルやつけ爪についても同様のことが言えます。
私自身も結婚指輪を業務中は外しておくことを進められたことがあります。
介護業界に転職する際に身に着けておきたいマナーとは?
それでは介護業界に転職するうえで身に着けておきたいマナーとはどのようなものがあるのでしょうか?
前述したように、介護士の仕事は接客業に分類されます。
そのため求められるのは接遇面のマナーが多いです。例えば利用者様の尊厳を守るための言葉遣いだけでなく、スタッフ同士のやり取りの中で必要な信頼関係の構築などが主な理由になります。
具体的にはあいさつや声掛け、言葉遣いに表情や笑顔を重要視する職場は少なくありません。
特に立ち振る舞いなどの態度面が悪ければ、利用者様の反感を買うことも少なくありませんので注意しておきましょう。
介護業界に限らず、接遇面は転職をするうえで、きちんと学んでおくことをお勧めします。