介護士の転職理由の一因? | 介護業務で苦手意識が多い介護記録の記載

介護士の転職理由に「業務がきつい」という理由があります。

確かに介護士の仕事は、比較的肉体労働が多く、精神的にも肉体的にも疲労感に襲われることが多いことが多いと思います。

また、不規則な生活によって体調を崩すという場合もあります。

しかしながら、「業務がきつい」を細分化してみたときに、一番きつい仕事内容が実は「介護記録の記載」だったというのです。

もしあなたがこの介護記録の記載が楽に書けるようになれば、もしかすると業務が圧倒的に楽になるかもしれません。今日はその方法について解説してみたいと思います。

 

介護記録の記載を少しでも楽にする方法とは?

介護士の仕事が嫌いになる、もしくは業務がきついと感じる原因の第一位としてあげられる「介護記録の記載業務」ですが、これは実は介護士だけに限った問題ではありません。

看護師であっても、理学療法士であっても、介護・医療業界で働くスタッフは皆、苦手意識を持っています。

その理由として

  • 忙しくて時間が取れない
  • 手書きに時間がかかる
  • 書くことが苦手、報告が苦手

といった問題が散見されます。

最近は介護業界のICT化によって、パソコンやスマートフォンで介護記録を記載することも可能になってきていますが、逆に高年齢のスタッフとしてはパソコンの使い方に悩み、

余計に時間がかかるという状況もあります。

しかし全体的に散見されるのは「介護業務の文章化」に苦手意識を持っている方が多いようです。

そこで覚えておきたい介護記録の方法として、「報告すべき内容以外は簡潔に書く」ということを覚えておきましょう。

報告すべき内容は詳細に書かなければいけません。例えばどこかに褥瘡を発見したことや、転倒を発見した経緯などは詳細に書く必要があります。

しかし、それ以外の書くべきことと書かなくていいことを熟考し、出来るだけ文章を短くして記載することで、少しでも記入時間にゆとりを持つようにしてみてはいかがでしょうか?

介護記録の記載は確かに業務終了後に行うため、疲労感や疲れから記載時間がかかりすぎるということも少なくありません。

そのため苦手意識を持つスタッフが多い印象を受けますが、少しでも短縮できるところは短縮し、記載漏れが無いように対応することで、苦手意識を少しでも解消してほしいと思います。

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