ケアマネジャーの仕事に必要な能力として、コミュニケーション能力が欠かせないという話を聞いたことがあると思います。利用者様のニーズをいかに引き出すか、そのニーズは本音で話をしているのか、そして引き出したニーズに対してどのようなサービスを提供するかがケアマネジャーには求められるのです。
他にケアマネジャーに求められる能力は何かを考えたときに、様々な能力が必要になることがわかりましたので、今日はケアマネジャーに向いている人の特徴についてご紹介したいと思います。
転職する前に知っておきたいケアマネジャーに向いている能力とは?
ケアマネジャーとして働く上で覚えておいてほしいのが、業務量が多いということです。ケアマネジャー一人に対して40件ほどの利用者様を抱えることになります。そのため他事業所との連絡であったりスケジュール管理など、自分の抱えている利用者様の数だけすべて管理しなければいけないので、手帳やタスク管理ツールが欠かせません。つまり自分のタスクを同時進行する能力が求められるのです。
介護支援計画書や介護報酬請求書等の書類業務は定期的に月末月初で対応すると思いますが、他事業所や家族様との連絡やミーティング日程の調整、福祉用具業者との日程調整などは常に連絡が来るといっても過言ではありません。そのため連絡に応じてパニックにならないように、自分のスケジュールと常に相談しながら進める必要があります。
次にケアマネジャーに必要なのは行動する能力です。
ケアマネジャーは書類業務が多いとはいえ、利用者様の現状や困っていることはなかなか言葉に出して伝えることが難しいものです。あなたもたとえば自分が困っているときに素直に人に頼ることはできますか?
利用者様の現状を把握するためには書類上では意図をくみ取ることは難しいはずです。ですので現場に足を運んで、情報を収集して積極的に話をする能力が求められます。
利用者様の目線に立ち、自分自身のことのように考える能力、そして複数のタスクを同時進行する能力がケアマネジャーには求められるといっても過言ではありません。
ケアマネジャーの仕事は多忙を極めるといっても過言ではありません。
しかしながら利用者様の中には困っているということを口に出すことができない方も多くおられ、それを支えるのはケアマネジャーとしての使命であるといっても過言ではありません。そのためやりがいのある仕事であるとも言えますので、ぜひ腐らずに一緒に頑張っていきましょう。