介護の仕事が嫌になることってありますよね。
・体の負担が大きい
・給与が低い
・なんとなくむいていない気がする
理由は様々ですが、いっそのこと介護士を辞めて、事務職に転職しようかな…と思うことも一度はあるのではないでしょうか。
でも介護職から事務職への転職って実際可能なのでしょうか?
検証したいと思います。
介護職から事務職への転職の最大のメリットは体力面
介護職から事務職への転職において、やはり大きな違いというのは身体的負担が減ることです。
介護の仕事は体力勝負です。一日中動き回り、利用者様を抱え上げ、腰痛などを抱えて働いている人は少なくありません。体力面を考えると、働き続けるのが不安になると思います。
それに対して事務職は、身体への負担はそれほど大きくありません。怪我をしてしまって体を動かす介護の仕事が難しくなった…という場合、候補に挙げてもいいでしょう。
介護職から事務職への転職先選びは難しい
いざ介護職から事務職へ転職しよう!と思った場合、そう簡単に行くわけではありません。
介護職の有効求人倍率は3.82倍(2020年調査)の売り手市場、
対して事務職の有効求人倍率は0.33倍と買い手市場。
(※有効求人倍率は1を下回ると求人よりも求職者が多い人気の職業となります。)
意外と競争率は高いのです。
どの職種でもそうですが、やはり事務職の採用でも未経験者より経験者を優先的に採用することが多いです。となるとまったく違う仕事をしてきたところから転職となると、就職難易度は高くなると思われます。
介護職から事務職へ転職すると給与は下がる
事務職の平均年収は332万円(2022年時点)。
介護職の平均年収は353万円。
給与面でも実は下がるかもしれないということを知っておきましょう。
未経験・無資格で事務職に転職する場合、手取りで20万を越える給与は期待しないほうがいいでしょう。
介護職から事務職への転職方法 | 職業訓練校へ行く
それでも介護職から事務職に転職したい!と思ったら、
ハローワークなどで紹介してもらえる職業訓練校に行きましょう。
職業訓練校とは、休職中の人は再就職を目指し技術を身に着けるための施設です。
- 基本的なパソコンスキル
- プログラミング・WEBデザインなどのITスキル
- 不動産・金融ファイナンシャルプランナー
など様々な技術を身に着けることができます。
技術や資格を身に着けたとしても、介護職から事務職への転職は狭き門です。
自分の体や将来設計と相談して決めましょう。