介護の仕事は今やなくてはならない仕事で、需要はどんどん増えてきています。
そんな介護の職場に転職を考えている20代の方も少なくはないでしょう。
ただ、20代で介護職への転職、と聞くとどうしても不安や迷いがあると思います。
実際20代での転職に介護職はアリなのでしょうか?ナシでしょうか?
20代の介護職求人は引く手あまた
平成25年の調査ですが、厚生労働省によると介護労働者の年齢構成は、介護職員については、30~49歳が主流で、特に女性の介護職については40歳以上の割合が高くなっています。
更に訪問介護では、平均年齢が55.5歳、中でも60歳以上が約3割を占めており、
どんどん平均年齢が上がっている傾向にあります。
この結果から見ても、20代の介護士は人数自体が少なく重宝されやすいと言えます。
20代で介護士へ転職するメリット
上記の通り、20代での介護職への転職は需要がかなり高いといえます。
転職する側から見ても、20代で転職するというのはメリットもたくさんあります。
主なメリットとしては、
- 素直で吸収力がある
- 体力がある
- 適応能力が高い
- 買い手市場で転職活動が容易
- 専門的な資格を身に着けやすい
などが挙げられます。
なまじ経験があると、自分なりの考えや「前はこうだった」という固定観念ができてしまっていて、新しい方法や知識を吸収しにくいということがあります。
その反面若いということは、それだけ素直に新しいことを吸収する力があるということです。
どうしても体力が必要になってくる介護の仕事なので、若いうちに転職しておくことで経験の幅を広げることができます。
介護福祉士などの専門資格は一生ものです。
これらの資格の取得には実務経験が必要なので、若いうちに経験を積むことができると資格取得もスムーズになります。
資格を保持していると今後引っ越しやライフスタイルの変化でまた再転職の必要性が出てきた時も強いアピールポイントになります。
20代で介護職へ転職した場合の給与は?
20代での介護職の平均年収は約330万円です。
給与は勤続年数や経験年数によって決まる場合がほとんどです。
勤続1年の平均給与は月給約277,000円。
そこから勤続5年以上になってくると月給約311,000円と大きく上がります。
長く経験があればあるほど、給与UPのポイントが増えていきます。
最近の制度改正により、介護職員の待遇改善加算というものがつくようになり、給与水準は改善されている傾向にあります。
介護職への転職は20代の今が狙い目
介護は3Kの職場、などマイナスなイメージを言われることもありますが、
20代で転職するのは十分なメリットがあると言えます。
迷っているなら早い方がいいです。
具体的なイメージが付かないという場合は一度見学だけでも行ってみてはどうでしょうか?