災害時の介護福祉士やケアマネジャーの役割について考える

先日の台風7号では各地に甚大な被害をもたらしました。

鳥取県では道路が陥没して一部地域が孤立するという事態にも陥っていたようです。私の叔母も同県に住んでおり、被害を受けた一人ではありますが、何とか被害を免れたという話を聞いています。

しかしながらこうした集落では多くの高齢者が生活をしており、自力で非難をすることができない方も多いのが現状です。台風被害が過ぎた後もその後の処理が一人で行えず困っているという方も少なくありません。そうしたときに大切なのはボランティアの方々の支援ですが、そうしたときに介護福祉士やケアマネジャーの方々の役割が重要になるのです。

こうした災害時に介護福祉士やケアマネジャーに求められることはいったい何でしょうか?

 

災害時に介護福祉士に求められることとは?

災害時には自分一人でできることは限られています。避難所までどのように避難するか、日ごろの災害に対する備えも高齢者は一人で行うことも困難です。

そこで介護福祉士やケアマネジャーが日頃からこうした災害に備えて、家族や地域の方々との連携を図りながら災害に備えるということも重要な役割になります。特に災害時に不足するものと言えば水ではないでしょうか?

高齢者の方は一人暮らしの場合、お風呂に自分で入るということも少なく、なかなか水を湯船に貼るということは少ないはずです。すると災害時に水が足りず、生活用水がないということも少なくありません。

今回の鳥取県を襲った台風でも道が寸断され、水道管が破裂するという事態に陥っています。となると生活用水、特にトイレや清潔を保つための水がないという問題に直面します。

 

こうした日頃の備えを介護福祉士やケアマネジャーは、事前に地域で利用者様や家族様と連携を図りながら備えておけるとよりよいのではないでしょうか?

 

介護福祉士やケアマネジャーはこうした災害時には現場のリーダーとして自分の担当している利用者様や要支援者が何を求めているのか、どのように避難をすべきなのかを日頃から訓練しておくことが求められています。

こうしたことを災害時のボランティアの方々に伝え、まとめることも役割の一つとして覚えておく必要があります。

ぜひ今回の台風を教訓に、次の災害に備えられるといいですね。

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