介護福祉士が介護現場以外で働く方法はあるのか?

介護福祉士の転職は様々なところで問題になっており、私の記事でもたびたび取り上げさせていただきました。しかし介護福祉士の仕事は、現場だけではありません。

現場以外にも様々な仕事があるのをご存じでしょうか?

どうしても介護福祉士の仕事は介護の仕事に従事しなければいけないという認識が強い方もおられますので、今日は少し視点を変えて、介護福祉士の現場以外の仕事について解説してみたいと思います。

 

介護福祉士の資格があれば現場以外の仕事も可能って本当?

介護福祉士の仕事は介護現場で働くことが主な仕事だと考えられている方もおられると思います。しかし、介護福祉士の資格は国家資格であり、介護現場以外で働くという選択肢を取ることも可能だということを知っていましたか?

 

まず、介護福祉士養成施設での教員資格もあるのです。例えば大学や短期大学、専門学校などの教員で働くことが可能です。

しかしもちろん養成施設で働くためには5年以上の実務経験を持っていることが条件になります。こうした介護現場以外での働く選択肢を持つということも一つの手段ではないでしょうか?

 

次に初任者研修や実務者研修の講師という手段もあります。

初任者研修の講師を担当するためには介護福祉士として5年以上の実務経験があれば、一部の介護現場に必要な知識を受講生に教えることが可能になります。

 

最後に事務職として働くという選択肢もあります。

介護福祉士が事務職で働くという内容については、ケアマネジャーのサポートであったり、レセプト業務、施設の管理業務であったりという仕事があります。特にレセプト業務については、一か月間の介護サービス利用料を国保連に請求する必要が毎月あります。そのため介護保険に対する知識が必要不可欠ですので、一般事務の方に担当していただくわけにはいきません。そのため介護福祉士として今後事務職として働きたい方にはオススメの仕事内容かもしれません。

 

こうした介護現場以外で働くという選択肢も少なくありません。ほかにもキャリアアップとしてケアマネジャーや社会福祉士という選択もありますので、ぜひ探してみてはいかがでしょうか?

介護福祉士は身体が資本の職業です。自分の身体の状態と相談して今後の仕事内容を選択するという方法もあることを、今日はお伝えできれば幸いです。

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