介護職にこれから就職しようと考えているあなたは、国から支援金という形で補助が受けられることを知っていますか?
介護士、介護福祉士の資格を取るのも、その間の生活を維持するのもお金がかかるものです。
しかしながらそのような制度があるのを国はホームページで紹介はしているものの
実際のところ小難しく書いていて、どうなのか?というところがわからないと私自身は感じました。
どんな制度なのかというと、介護分野就職支援金貸付事業という制度です。
簡単に言うと、「始めて介護職として働くあなたに、国は最大20万円を支援します。ある条件をクリアするとその支援金は返還不要ですよ」という制度です。
今日はこの介護分野就職支援金貸付事業について説明してみたいと思います。
初めて介護職に就職するなら介護分野就職支援金貸付事業を利用しよう
さて、介護職に就職するためには、最低限取得しておかなければいけない知識や技術があります。しかしながらその知識や技術を習得する間、仕事ができず収入がないために生活を維持できないという方も少なくなく、介護職への就職をためらっておられる方もおられるのではないでしょうか?
介護職は特殊な技術が必要です。例えばおむつ交換一つ、食事介助一つとっても、初めてする技術だと感じられる方もおられると思います。それではなかなか仕事が進まないですよね。
しかし、職業訓練を終了することで、国から支援金を受け取ることができます。
その支援金は、実は継続的に介護職に就職することで返還しなくてもいいですよ、という制度なのです。
その支援制度が介護分野就職支援金貸付事業というものです。
介護分野就職支援金貸付事業を利用できる人ってどんな人?
では介護分野就職支援金貸付事業とはどのような制度なのでしょうか?
まず、介護分野で働いたことがないという方がまず対象です。
なぜなら介護士の人材武装解消のために、国が制定した制度なのですから、
介護士として働く人員を増やしたいわけです。
そのため他業種から始めて働くということが重要です。
次に指定の研修とは、実務者研修・介護職員初任者研修や、介護福祉士の資格取得を行おうとしている方になります。
そして資格取得後、就職して2年間、指定の区域内(大阪府内や兵庫県下など、各自治体に問い合わせてください)で介護職員として2年間、週20時間以上の勤務を行った方が対象です。
ぜひこれから介護職として働こうと考えているならチェックしてみてくださいね。