サービス管理責任者の主な勤務先の種類をご存知でしょうか?
サービス管理責任者の役割は多岐にわたり、提供するサービスにも様々なものがあります。
本記事ではサービス管理責任者の主な勤務地の種類を紹介したいと思います。
サービス管理責任者の主な勤務地
サービス管理責任者の勤務先は大きく5つに分かれます。
・地域生活(知的・精神)
地域生活(知的・精神)のサービスを提供する施設では、「自立訓練(生活訓練)」と「共同生活援助(グループホーム)」の2つがあります。
自立訓練は知的障害や精神障害を持つ方の利用施設を訪問し、 食事・入浴・排せつなどの日常生活のサポートや自立した生活を送るためのアドバイスを行います。
生活援助は施設で共同生活を送る障害者の方を対象として、日常生活のサポートやアドバイスを行います。
・地域生活(身体)
地域生活(身体)のサービスを提供する施設では、自立訓練(機能訓練)と呼ばれるサービスを提供しており、障害や難病を患っている方の利用施設に訪問し生活援助や相談、リハビリを行います。
・介護
介護サービスを提供する施設では「療養介護」と「生活介護」の2種類があります。
療養介護は病院に入院中の障害者の方を対象に、機能訓練や身体介護を行います。生活介護では支援施設に入所中の障害者の方のうち、常に介護が必要な障害者を対象に生活援助や身体介護、活動機会の提供を行います。
・多機能型
多機能型とは複数(2つ以上)の種別サービスを提供しており、組み合わせは施設により異なります。
・就労
就労分野のサービスを提供する施設では、「就労移行支援」と「就労継続支援A型・B型」の2つがあります。
就労継続支援とは、就労を希望する障がいをお持ちの65歳未満の方で、一般企業での就労が困難な方向けに、職業訓練やアドバイスなどを行い働くための準備のサポートを行います。
いかがでしたか?
今回はサービス管理責任者がどのような施設で働くことができるかを解説しました。
それぞれの施設には、当然特徴がありますので、どういう人にどういうサービスをしたいのか、自分がやりたいことに合っているのかなどをよく検討した上で、自分が働く場所を決めるのが良いでしょう。