サービス管理責任者としてのキャリアは年齢に左右されません。
どの職種においても年代ごとに職務内容は変化し、その中でキャリアを形成し成長していきます。
成功するには、成長への意欲や常に新しい知識やスキルを取り入れるために、挑戦し続ける気持ちを持って行動することが重要となります。
しかし、キャリアを形成していく中で、さらに上の将来のキャリアプランを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
サービス管理責任者は、障害福祉サービスを提供するにあたって、あらゆる事業所において配置が義務付けられているリーダーのような役割を担う立ち位置ですが、今回はそのサービス管理責任者のキャリアアップ方法をいくつか解説したいと思います。
サービス管理責任者として、事業所の「管理者」もしくは「施設長」を目指す
現在サービス管理責任者として働いている方で、将来施設や事業所のなかで管理者や施設長になりたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
いわゆる管理職と呼ばれる立ち位置です。
障害を持った利用者の方に対して個別支援を行う上で、障害福祉サービス業界では管理者の役割を担うサービス管理責任者ですが、現状施設長とサービス管理責任者を兼務している方もいらっしゃいます。
また、障害福祉業界で働いていると、自分が理想とする支援の方法やより良い労働環境を求めたいと思う方も多いことと思います。
仮に施設長となると、より質の高いサービスを提供するために、様々な業務の管理や職員への指示を行うことができます。
加えて、自身が見直したいサービス内容についての検討会の開催であったり、サービス内容の見直しなど、一人のサービス管理責任者という職員では手の届きにくい問題点の改善などにも自ら関わうことができ、より良い方向へ変えていくことができます。
労働環境においても人事管理や事業所内の設備面などにも掛け合うことができるようになるでしょう。
キャリアアップというと、給与面や福利厚生などの待遇面に目が行きがちかもしれませんが、自分が中心となってより良い働き方や提供するサービスの質の向上を求められるようになるというのも、キャリアアップの一つではないでしょうか。