これまでの記事でも多く解説してきました通り、サービス管理責任者として働くまでに多くの研修を受講し難易度の高い資格要件を満たさなければなりません。
そんなサービス管理責任者ですが、サービス管理責任者として働きだしてから、さらなる知識や技術の習得、スキルアップをしようと、自己研鑽に励む方もいらっしゃるのではないでしょうか?
サービス管理責任者は職場スタッフに指導やアドバイスを行うことも役割の一環です。
スタッフに指導するには、自身の経験だけを伝えるのではなく、エビデンスに基づいて知識や技術指導を行わなければいけません。
今回はそんなサービス管理責任者が勉強すべき理由とメリットについて解説します。
サービス管理責任者になっても勉強を欠かしてはいけない理由とは?
サービス管理責任者の主な仕事は、個別支援計画の作成や関係機関との連携、職員指導などがありますが、利用者様へのサービスの質を高めるという点においては、知識や技術のスキルアップは欠かせません。
また、介護福祉業界の中でもサービス管理責任者が対象となる法改正や、新しいルールなどには、常にアップデートされた情報を取り入れ、変化に柔軟に対応していく必要があります。
サービス管理責任者になってからも勉強を行うメリットをいくつかご紹介します。
・新しい知識や技術の習得
自身の経験に基づいた考えと、新しい考え方の両方を併せ持つことで、よりサービスの 質の向上と仕事の効率化が期待できます。
勉強をしていく中で出会う人とのコミュニケーションで、コミュニケーション能力の向上に繋がったり、同程度のモチベーションの方に出会うことで新たな考えに触れ良い刺激を受けることもできますよね。
またどの世界でもそうですが、介護福祉業界も業務に使う介護道具や介護方法等も常に進化します。そういったアップデートした情報にも常に気を巡らせなければなりません。
そうすることにより、利用者様により良いサービスの提供にも繋がります。
・視野が広がる
新たな考え方を取り入れると物事を柔軟に幅広く解決できるようになります。
古い考えのみでは、若手の教育やコミュニケーションが上手くいかないといった悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
トラブルに対しても解決策に幅が利き、新しい選択肢も見えてくるでしょう。
今回は、なぜサービス管理責任者になっても勉強すべきかという点を中心に解説しましたが、やはりどんなポジションになっても自分自身を高めるために勉強は必要なのは間違いありません。