サービス管理責任者は非常に業務量が多く、長時間労働や心身への負担、人間関係などから一度は現場を離れてしまう方もいらっしゃるかと思います。
しかし、サービス管理責任者の需要は年々増加傾向にあります。数年前と比較しても給与や福利厚生、勤務形態といった点は大きく異なるでしょう。
これらの変化によって、一度は現場を離れてしまったけど、またサービス管理責任者として就職したいと考えられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はサービス管理責任者として再就職するときのポイントについて解説します。
サービス管理責任者として再就職するときに気を付けるポイント
・サービス管理責任者資格の有効期間について
サービス管理責任者資格は一度取得しても更新研修を受講しなければ資格が失効してしまいます。
サービス管理責任者更新研修は、5年後ごとに更新しなければいけません。
更新するにも講義と演習を受講する必要があり、一度現場を離れた方にとっては厳しいカリキュラムかもしれませんが、再就職の可否に関わらず一度取得した資格を保持し続けるためにも更新研修は受講しておくことをおすすめします。
・サービス管理責任者資格をすでに失効している場合
万が一更新時期を逃し、資格が失効してしまっていた場合は実践研修を再度受講しなければいけません。
再度研修を受けるにあたっても各地域で時期や定員数は異なるため、必ず各自治体のホームページで確認しておくことが必要となります。
・理想の働き方を考えつつ幅広い視点を持っておく
サービス管理責任者の需要が増加傾向にあるからといって、すぐに再就職できるとは限りません。
事業所によって配置が義務付けられている資格のため、事業所側はサービス管理責任者の枠はすぐに埋めようと働きかけます。
そのため必ずしも自分の希望する場所にすぐに再就職できるわけではないということを頭に入れておきましょう。
また、働き方に関してもフルタイムやパートなど、以前と比べて働き方の幅が広がっている部分も多いでしょう。以前と違った働き方や雇用形態なども理解しておく必要があります。
サービス管理責任者の再就職 | まとめ
結論から言うと一度現場を離れていたとしても、資格を失効していない限りは再度働き始めることは可能です。
ただ自分の希望通りの職場が見つかるかどうかは別の話です。
自分の希望に沿った職場が見つけられるよう焦らず時間をかけて検討することが大事になります。
妥協した場所に就職しなければいけないということがないように、余裕を持って準備をしておくようにしましょう。