サービス管理責任者が利用者様との面談時に気を付けたいこと

サービス管理責任者の主な業務内容の一つに、個別支援計画の作成があります。

個別支援計画の作成を行うにあたって、利用者様、利用者様のご家族様との面談は欠かせません。また、それ以外の時でもトラブルやイベントの発生時、ご家族様が利用者様の見学へ来られるときなど、様々な場面で面談が必要となります。

サービス管理責任者として現在働かれている方、今後サービス管理責任者を目指す方は面談時にどのようなことに注意や配慮をしなければならないかご存知でしょうか?

人との対話という観点でいうと、サービス管理責任者だからといって特別気を付けなければいけないことが多いわけではありませんが、今回はいくつかのポイントに分けて解説します。

 

サービス管理責任者が利用者様とのコミュニケーションで気を付けるべきこと

・利用者様の発言に耳を傾ける

利用者様によって、多弁な方、寡黙な方、自身の意思を強くお持ちの方など様々です。

また、利用者様はなんでもお話してくださるわけではありません。その方との関係性などによっても大きく異なります。ですので些細な発言にも耳を傾け誠実に対応する必要があります。

 

・サービス管理責任者として客観的な視点をもつ

利用者様に感情移入してしまうことがあると、適切なサービスを提供することができなくなるケースがあります。もちろん利用者様の状況や背景は把握する必要がありますが、あくまですべてに共感しそれを実現することを目指すのではなく、サービス管理責任者として課題を明らかにし客観的に判断することが非常に重要です。

 

・自宅訪問時の服装と礼節

サービス管理責任者としてご自宅に訪問する際に清潔感のある服装や身だしなみに注意するようにしましょう。また、 スケジュールの都合などによって、焦りが表にでてしまったり話に集中できず時間を短縮させて済ませようとする行為も表情や態度で伝わっていしまいます。介護福祉業界で働くのであれば、常に冷静かつ落ち着きをもって接することで、利用者様やそのご家族様の不安も軽減させることができるでしょう。

 

サービス管理責任者が利用者様との面談時に気を付けたいこと | まとめ

利用者様の中には障害をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

障害といっても様々な症状があり一人一人異なります。そのような方を相手にする時でも、一人の人として接することで良い関係を築くことができるのではないでしょうか。

今一度これらのポイントを見直して面談に臨みましょう。

 

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