サービス管理責任者として働きだすには、早ければ20代後半~30代前半で働きだすことができます。
一方、定められた実務経験を満たしたうえで研修を受講し、資格要件さえ満たすことができると、40代、50代からでも年齢問わずサービス管理責任者として働くことができます。
勤務先は様々ですが、どの分野の施設や事業所においても、サービス管理責任者の需要は年々高まっており、年齢問わず採用されやすい傾向にあります。
しかし、一般的な企業や会社では60歳や65歳といった節目で定年制度が設けられています。では、サービス管理責任者としては何歳まで働けるのでしょうか?
サービス管理責任者の定年について
令和3年に定年制度は新しくなりました。
現在65歳までの雇用義務と65歳~70歳までは就業機会を確保するための措置をとるよう努力義務が新設されています。
その中に70歳までの定年引上げや定年制の廃止などが設けられています。また2025年4月以降にはすべての企業にこれらが義務付けられるようになる予定です。
そんななか、サービス管理責任者を求人しているサイトをみると、多くの事業所は「60代以上、シニア歓迎」などと記載されています。
実際に現在働くサービス管理責任者の割合は30代~40代の方が多いですが、仮に50代からサービス管理責任者として働きだしたとしても、約15年~20年近くは働くことが可能になります。
また、サービス管理責任者は仕事柄、介護職のような身体に負担のかかる業務は少ないです。
そのため、50代、60代のサービス管理責任者の方でも、サービス管理責任者の需要が高まっている間は貴重な人材として重宝されるのではないでしょうか。
サービス管理責任者に年齢は重要 | まとめ
サービス管理責任者として働くのであれば、早ければ早いほうがいいというものではありません。
もちろん早いほうがサービス管理責任者としてのキャリアは重ねられるかもしれませんが、利用者様以外にも外部とのやりとりの多い仕事でもあり、社会人としてキャリアを積まれてきた方のスキルも活かすことのできる職種です。
定年後も活躍されている方が多い業界であり、サービス管理責任者は年齢に関係なく働くことのできる職種ではないでしょうか。