生活相談員として働く上で、利用者様や利用者様との関係性を構築していく必要があります。
関係性を構築していかなければ、利用者様がこちらに心を開いて、悩みを相談してくれることはありません。あなたも見ず知らずの人に自分の悩みを相談できますか?
関係性を構築していく上であなたが注意していることがあるはずです。
関係性の構築することをラポールを形成すると我々医療従事者は解説しています。
そのラポールを形成する上で重要なことについて、今日は解説してみたいと思います。
利用者様と関係性を構築していく上で重要なこととは?
ラポール形成とは、生活相談員と利用者様との間に信頼関係を築くための重要なプロセスです。信頼関係が築かれると、利用者様は自分の問題や悩みを打ち明けやすくなり、より効果的な支援やアドバイスを提供することができます。
しかしながら生活相談員は日々の業務に忙殺され、なかなか利用者様に寄り添ったコミュニケーションに時間を取れていないということが現実あるようです。それはあなたの技能的な問題ではなく、おそらく組織の業務体制に問題があるような気がしています。
その中においてもあなたは利用者様に寄り添い、関係性を構築していかなければいけません。もちろんあなたが関係性の構築に必要なことを学ばれていることは重々承知しています。
・相手を思いやり、相手の立場に立って共感する。
・相手の話に真剣に耳を傾け、感情や意図を正確に理解することで、利用者様に信頼感を与えるべきである。
・利用者様に関心を示すことが重要である。
こうしたことは関係性構築に悩んでこの記事を読んでくださっているあなたには釈迦に説法だと思います。なぜなら悩んでいる時点でこうした情報はすでに学んでおられるはずですから。
そこで私が一番重要だと思うことを一つだけ今日は解説したいと思います。
それはどんな些細な時間でも「時間を取って話をする」ことです。
例えばメール一つ、チャットやLINEなどのSNS機能、電話でもいいと思います。
どんな方法でもいいので時間を取って関係性を構築したい相手に連絡を取りましょう。
生活相談員として業務に忙殺されているということは重々承知しています。
だからこそこの近年目まぐるしく進歩しているネット社会の利便性を利用しない手はありません。
ぜひ相手に時間を作る努力を心掛けてみてはいかがでしょうか?