介護士が辞めたいと感じるハラスメント行為を受けた場合の対処とは?

介護士の仕事はかなり過酷な労働環境であることは知られています。それに加え、利用者様からのパワハラや上司からのパワハラに悩むという方も少なくありません。

そうした経験をしたことがある方もおられるのではないでしょうか。そうした場合にあなたはどのように対処をしていますか?

自分の意に沿わないことをされた場合はハラスメント事例にあたるため一人で我慢したり抱え込んだりせずに対処する必要があります。今日はこうした内容について考えてみたいと思います。

 

介護職員が辞めたいと感じるハラスメント行為とは?

介護職員が現場で働いていて近年問題視されていることがあります。

それはご利用者様やそのご家族から介護職員が暴言や暴力などを受けるという事例です。

 

仕事中に利用者に叩かれたり、身体的な接触があったりすることはもちろん、ご利用者様のご家族などに威圧的な態度や暴言を吐かれるということは少なくありません。

特に介護現場では自分が介護をされる側の方からすれば、かなり年下の方に対応されることから、自尊心を守るためにこうした行為に走る方も多いと聞きます。

 

こうした場合は一人で抱え込まずに上司や同僚に相談し、チームで対処していく必要があります。

 

実際にあった事例としては

 

・介護を行う際に怒鳴られたり殴られたりすること

・入浴介助や排せつ介助の際に体を触られたり性的な話をされること

・サービス契約以上のことを強要され無理なサービスを強要される

 

といったことは日常茶飯事であるといっても過言ではありません。

こうした場合はまず我慢をしないということが一番大事です。あなたが我慢してしまい問題が潜在化してしまうと、あなただけでなくほかのだれかにも問題が波及してしまいます。

 

そのためこうした事例を受けた場合は上司に相談し、場合によっては実践的な対応策を講じていただく必要があります。またハラスメント相談窓口も設置されている場所もありますのでこうした場所を利用するのもいいでしょう。

 

もし上司に相談しても改善されないといったことがある場合は、自治体の相談窓口や労働基準監督署に相談するのがいいと思います。または無料の弁護士相談を利用するのもおすすめです。

 

あなたが働きやすい環境を作るためには、あなたが問題を我慢しないことが重要です。

ぜひあなただけの問題と捉えずにきちんと相談して対応するようにしていきましょうね。

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