介護福祉士の2023年度の国家試験概要は皆さん拝見されましたか?
今年2023年度の介護福祉士の国家試験は2024年1月28日に実施される予定ですが、申込期間がすでに始まっているのをご存じでしょうか?
介護福祉士の国家試験の申込期間は2023年8月9日~9月8日です。すでに申し込みが始まっていますので是非お申し込みが終わっていない方はおはやめに!!
さて、介護福祉士の国家試験受験者数は減少傾向にあるのが現状です。だからこそ少しでも国家試験の合格者を増やしたいと思うところだと思いますが、どうなんでしょうか?
今日は介護福祉士の国家試験受験者数の減少について考えてみたいと思います。
介護福祉士の受験資格に必要な実務経験ルートの実情について
介護福祉士になるためには福祉系大学や養成施設を卒業後に受験する場合と、実務経験を経て受験する場合に分かれます。
特に実務経験を要する場合は3年以上の実務経験と、喀痰吸引研修や基礎研修などの研修を一定数受けることで受験資格を得ることができます。
実は介護福祉士になられる受験者の中で、このタイプが一番多いと言われています。
ちなみに3年以上の実務経験とのことですが、実際は540日以上の従事期間が必要になります。
もしあなたが介護現場で働いているのであれば、ぜひ実務経験ルートでの介護福祉士の受験を考えてみてはいかがでしょうか?
介護福祉士になることで変わる待遇と業務変化について
さて、もしあなたがヘルパーから介護福祉士の資格を取得できたとして、今までと何が変わるのでしょうか?まずは実際にリアルなところから考えると給与面が圧倒的に変わるといっても過言ではありません。
厚生労働省の令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果によると、
無資格の介護職員の平均給与額は275,920円。
それに対して、介護福祉士の平均給与額は、329,250円です。 その差は53,330円という試算が出されています。
つまり介護福祉士の資格を取ることで圧倒的に給与面の引き上げがされるといっても過言ではありません。
またキャリアアップとしてもかなり見込めますし、今後の進路先としてもケアマネジャーであったり、主任介護支援専門員などの資格取得も可能になります。ぜひ今後のキャリアアップに生かしていってくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。