先日、スマホ首の原因について解説しました。
合わせて読む → スマホ首の3つの原因
それではどうしたらスマホ首は改善されるのでしょうか。
ストレートネックを改善するためには、日々の生活習慣の見直しと、適切なケアが重要なんです!
今回は、スマホ首を改善するための効果的な4つのステップをご紹介します。
スマホ首を改善するための4つのステップ
1. ストレッチで首周りの筋肉をほぐす
ストレートネックになると、首周りの筋肉が緊張し、血行不良を起こしやすくなります。
毎日こまめにストレッチを行うことで、筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を高めましょう。
首の後ろだけでなく、胸鎖乳突筋や斜角筋など、首の前側や側面の筋肉も忘れずにストレッチすることが大切です。
以下に具体的なストレッチ方法を3つご紹介します。
ストレッチ名 | 方法 | 効果 |
---|---|---|
首回しストレッチ | 頭をゆっくりと大きく回す。左右両方行う。 | 首全体の筋肉をほぐす |
側屈ストレッチ | 頭を横に倒し、耳を肩に近づけるようにする。左右両方行う。 | 首の側面の筋肉を伸ばす |
後屈ストレッチ | 頭を後ろに倒し、顎を天井に向ける。 | 首の前面の筋肉を伸ばす |
痛みを感じない範囲で、無理なく行いましょう。
2. 筋トレで正しい姿勢を維持する筋肉を鍛える
ストレッチで筋肉をほぐすだけでなく、正しい姿勢を維持するための筋力トレーニングも重要です。
特に、肩甲骨周りの筋肉や背筋を鍛えることで、猫背を防ぎ、ストレートネックの改善に繋がります。
効果的な筋トレとして、腕立て伏せ、バックエクステンション、プランクなどが挙げられます。
2.1 具体的なトレーニング方法
- 腕立て伏せ:胸や肩周りの筋肉を鍛え、姿勢の改善に役立ちます。
- バックエクステンション:背筋を鍛え、姿勢を支える力を強化します。
- プランク:体幹を鍛え、姿勢の安定性を高めます。
これらのトレーニングは、様々なメディアでも紹介されているので、正しいフォームを確認しながら行いましょう。
3. 日常生活での姿勢に気を付ける
ストレートネックは、長時間スマホを操作するなど、日常生活の悪い姿勢が原因となることが多いです。
日頃から正しい姿勢を意識することが、ストレートネックの改善・予防に繋がります。
具体的には、スマホを見る時は目線を下げるのではなく、スマホを持ち上げて目線の高さに合わせること、デスクワーク時は椅子に深く座り、背筋を伸ばすこと、パソコンのモニターを目線の高さに合わせることが重要です。
また、長時間同じ姿勢を続けることは避け、こまめに休憩を取り、軽い運動もするようにしましょう。
4. 柔道整復師による施術を受ける
柔道整復師は、骨や関節、筋肉の専門家です。
ストレートネックによる痛みや不調がある場合は、自己判断でケアするだけでなく、柔道整復師の施術を受けることをおすすめします。
柔道整復師は、症状に合わせて適切な施術を行い、痛みの緩和、姿勢の改善、再発予防のためのアドバイスを行います。
厚生労働省が管轄する柔道整復師は国家資格であり、安心して施術を受けることができます。
これらの4つのステップを踏まえ、日常生活からストレートネック対策を行い、健康な身体を維持しましょう。