整骨院を開業したいけど、初期費用を抑えたいという人は多いと思います。
そんな方には居ぬき物件は探してみるのはいかがでしょうか。
居抜き物件を活用すれば、大幅なコスト削減と時間短縮を実現できます。
本記事では、整骨院の居抜き物件で開業する際のメリットについて解説します。
整骨院開業における居抜き物件のメリット
整骨院を開業する際、物件取得にかかる費用は大きな負担となります。
その負担を軽減する有効な手段として、居抜き物件の活用が挙げられます。
居抜き物件とは、前のテナントの内装や設備が残されたままの物件です。
整骨院の開業において、居抜き物件には多くのメリットがあります。大きく分けて、コスト削減と時間節約の2つのメリットがあります。
1. コスト削減
居抜き物件最大のメリットはコスト削減です。
具体的には、改装費とランニングコストの削減が期待できます。
1.1 改装費の節約
スケルトン物件からの開業と比較して、居抜き物件は改装費を大幅に削減できます。
内装工事、設備投資にかかる費用を抑えることができ、その分を他の開業準備費用に充てることができます。
特に、以前のテナントが整骨院だった場合は、施術ベッドや電気治療器などの設備がそのまま使える可能性が高く、大きなコストメリットとなります。
物件の種類 | 改装費用の目安 |
---|---|
スケルトン | 300万円〜400万円 |
居抜き物件(前テナントが整骨院の場合) | 40万円〜50万円(看板工事費用のみの場合も) |
1.2 ランニングコストの削減
居抜き物件は、初期費用だけでなくランニングコストの削減にも繋がります。例えば、省エネ設備が既に導入されている場合、光熱費を削減できる可能性があります。また、内装や設備の耐用年数によっては、修繕費用を抑えることも期待できます。
2. 時間節約
開業までのスピードも、成功の重要な要素です。居抜き物件は、時間節約にも大きく貢献します。
2.1 開業までの期間短縮
スケルトン物件の場合、内装工事や設備導入に時間を要しますが、居抜き物件であればこれらの期間を大幅に短縮できます。
内装工事が不要、もしくは最小限で済むため、開業までの時間を短縮し、早期の収益化に繋げられます。
2.2 早期の収益化
開業までの期間が短縮されることで、早期の収益化を実現できます。
開業資金の回収が早まり、経営の安定化にも繋がります。
また、いち早く患者を獲得し、地域での認知度を高めることにも貢献します。
整骨院開業における居抜き物件のメリット | まとめ
今回は居ぬき物件のメリットについて説明しました。やはり何といってもコストを抑えられることが最大のメリットであることは間違いありません。
ただ居ぬき物件ということは、以前にも同業者や似た業界の人がその場所で営業をしていたということです。
営業を止めたのにはそれなりに理由があるはずですし、もしかしたら整骨院をするのに適した場所ではないのかもしれません。
そのため、居ぬき物件を活用する際には慎重に調査する必要があるでしょう。
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