整骨院開業に必要な備品リスト

整骨院を開業するには多くの準備が必要です。特に物品に関しては、

開業前に必要な備品をリストアップすることは、スムーズな開業準備に不可欠です。

本記事では、施術室、受付・待合室、その他設備ごとに必要備品について解説します。

整骨院開業に必要な備品リスト

1. 施術室の備品

施術室は、患者様が最も多くの時間を過ごす場所です。快適で安全な施術を提供するために、以下の備品を揃えましょう。質の高い施術を提供することは、患者様の満足度向上に繋がるだけでなく、口コミによる新規顧客の獲得にも繋がります。

1.1 施術ベッド/マットレス

  • 電動昇降式施術ベッド: 患者様の体格や施術内容に合わせて高さを調整できるため、施術の効率と安全性を高めます。
  • 手動昇降式施術ベッド: 電動式に比べて安価ですが、高さ調整に手間がかかります。
  • ポータブルベッド: 訪問施術などで使用する際に便利です。
  • マットレス: 患者様の快適性を高めるために、厚みと硬さを考慮して選びましょう。低反発素材や高反発素材など、様々な種類があります。

1.2 枕/タオル/シーツ

  • フェイスクッション: 施術中の患者様の顔への負担を軽減します。様々な形状のものが販売されているので、施術内容に合わせて選びましょう。
  • タオル: 施術用、手拭き用など、用途に合わせて複数枚用意しましょう。清潔感を保つために、定期的な交換が必要です。速乾性のある素材を選ぶと、洗濯や乾燥の手間を軽減できます。
  • シーツ: ベッドに敷いて使用する使い捨てシーツと、患者様に掛けて使用するバスタオルやブランケットを用意しましょう。使い捨てシーツは衛生面で優れており、バスタオルやブランケットは患者様に安心感を与えます。施術内容や季節に合わせて使い分けましょう。

1.3 その他備品

  • 施術用カート: 施術に必要な器具や消耗品を整理して収納できるため、施術スペースを効率的に活用できます。移動も容易なので、複数の施術室で使用する場合にも便利です。
  • ステップ: ベッドに上がりにくい患者様のために用意しましょう。
  • パーテーション: 施術スペースを区切り、プライバシーを確保します。カーテン式や折りたたみ式など、様々な種類があります。
  • 収納棚: タオルやシーツ、その他の備品を収納する棚を用意しましょう。
  • 時計: 施術時間の管理に役立ちます。
  • エアコン/空気清浄機: 快適な室温を維持し、清潔な空気環境を保ちます。特に夏場や冬場は、患者様の快適性に大きく影響します。
  • ゴミ箱

2. 受付・待合室の備品

受付・待合室は、患者様が最初に訪れる場所であり、整骨院の印象を左右する重要な空間です。清潔感と快適さを意識して、以下の備品を揃えましょう。

居心地の良い待合室は、患者様の不安や緊張を和らげ、リラックスした状態で施術を受けていただくことに繋がります。

2.1 受付カウンター/椅子

  • 受付カウンター: カウンターの高さは、患者様と目線を合わせやすい高さに設定しましょう。収納スペースも考慮して選びましょう。
  • 受付椅子: 受付スタッフが快適に座れる椅子を用意しましょう。

2.2. 待合椅子/ソファ

  • 待合椅子: 患者様の数に合わせて、十分な数の椅子を用意しましょう。座り心地の良い椅子を選ぶことで、待ち時間を快適に過ごしていただけます。
  • ソファ: リラックスできる空間を演出するために、ソファを設置するのも良いでしょう。高齢の患者様や、小さなお子様連れの方にも喜ばれます。

2.3 雑誌/ウォーターサーバー

  • 雑誌: 待ち時間に患者様が退屈しないよう、様々なジャンルの雑誌を用意しましょう。定期的に新しい雑誌に交換することで、清潔感も保てます。
  • ウォーターサーバー: 患者様に冷たい水や温かいお茶を提供するために、ウォーターサーバーを設置しましょう。特に夏場や冬場は、患者様の水分補給に役立ちます。

2.4 その他備品

  • スリッパ: 患者様に清潔なスリッパを提供しましょう。使い捨てスリッパを用意することで、衛生面にも配慮できます。
  • 傘立て: 雨天時の来院に備えて、傘立てを用意しましょう。
  • ティッシュケース
  • 観葉植物: 待合室に緑を添えることで、リラックスできる空間を演出できます。
  • BGM: 落ち着いた雰囲気の音楽を流すことで、患者様のリラックスを促せます。
  • 院内掲示: 施術内容や料金、キャンペーン情報などを掲示することで、患者様への情報提供をスムーズに行えます。
  • プライバシー保護のためのパーテーション
  • デジタルサイネージ: 施術内容や料金、キャンペーン情報などをデジタルで表示することで、視覚的に訴求できます。シャープなど、様々なメーカーから販売されています。

これらの備品は、Amazon楽天市場などのECサイト、または医療機器専門業者から購入できます。開業規模やコンセプトに合わせて、必要な備品を厳選しましょう。

整骨院開業に必要な備品リスト | まとめ

本日は整骨院を開業するための備品について解説しました。

施術室には、施術ベッドやマットレス、枕、タオル、シーツなど、患者様が快適に施術を受けられる環境を整えるための備品が必要です。

受付・待合室には、受付カウンター、椅子、待合椅子、ソファ、雑誌、ウォーターサーバーなど、患者様がリラックスして過ごせる空間を作るための備品を選びましょう。

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