40肩・50肩の症状とは

40肩・50肩の痛みやしびれに悩まされていませんか?

夜も眠れないほどの激痛や、腕が上がらないといった症状に困っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、40肩・50肩の症状について詳しく解説します。

40肩・50肩の症状を詳しく解説

40肩・50肩の症状は、肩関節周囲の痛みや運動制限が主な特徴です。

これらの症状は、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。早期発見・早期治療が重要です。

1. 痛みの種類と特徴

40肩・50肩の痛みは、その種類や特徴によって分類できます。代表的なものとして、ズキズキする痛みと動かしにくい痛みがあります。

1.1 ズキズキする痛み

炎症が強い時期に多くみられる痛みです。安静時にも痛みを感じることがあり、特に夜間に悪化しやすい傾向があります。激しい痛みで睡眠を妨げられることもあります。

1.2 夜間痛

夜間痛は、40肩・50肩の特徴的な症状の一つです。寝ているときに肩が圧迫されることで痛みが強まり、睡眠不足や疲労の原因となることもあります。痛みの程度は個人差があり、鈍痛から激痛まで様々です。

1.3 動かしにくい痛み

肩関節の動きが悪くなり、特定の動作で痛みを感じます。例えば、服を着替える、髪を洗う、高いところの物を取るといった動作で痛みが出現します。可動域制限を伴うことが多く、日常生活に支障をきたします。

1.4 可動域制限

腕を上げたり、後ろに回したりする動作が困難になります。進行すると、日常生活動作にも影響を及ぼすため、注意が必要です。可動域制限の程度は、症状の進行度合いによって異なります。

2. 症状の進行段階

40肩・50肩の症状は、時間経過とともに変化していきます。大きく分けて、急性期、慢性期、回復期の3つの段階に分けられます。

段階 期間 症状
急性期 約2週間~6ヶ月 強い痛みと炎症が特徴。夜間痛も出現しやすい。
慢性期 約4ヶ月~6ヶ月 痛みは軽減するものの、肩関節の動きが制限される。可動域制限が顕著になる。
回復期 約6ヶ月~2年 徐々に痛みと可動域制限が改善していく。

2.1 急性期

発症から数週間続く時期で、強い痛みと炎症が特徴です。この時期は、安静を保ち、患部を冷やすことが重要です。無理に動かすと症状が悪化することがあります。夜間痛も出現しやすく、日常生活に大きな支障をきたすこともあります。

2.2 炎症症状

肩関節周囲の組織に炎症が起こり、腫れや熱感を伴うこともあります。痛みは動作時だけでなく、安静時にも感じることがあります。炎症の程度は個人差がありますが、強い場合は医療機関への受診が必要です。

2.3 慢性期

急性期に比べて痛みは軽減しますが、肩関節の動きが制限されます。可動域制限が顕著になり、腕を上げたり回したりする動作が困難になります。この時期は、適切なリハビリテーションを行うことが重要です。無理のない範囲で肩関節を動かすことで、可動域の回復を促進します。

2.4 運動制限

肩関節の動きが悪くなり、日常生活に支障をきたします。例えば、服を着替えたり、髪を洗ったりする動作が難しくなります。運動制限の程度は個人差がありますが、日常生活に支障が出る場合は、医療機関への受診が必要です。

2.5 回復期

徐々に痛みや可動域制限が改善していく時期です。リハビリテーションを継続することで、肩関節の機能回復を目指します。日常生活での注意点を守りながら、徐々に活動量を増やしていくことが大切です。

2.6 痛みの緩和

急性期、慢性期に比べて痛みは軽減されます。

しかし、無理な動作や長時間の同じ姿勢は痛みを再発させる可能性があるため、注意が必要です。

日常生活での工夫やストレッチを続けることで、痛みの再発を予防します。

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