訪問介護分野で養いたい介護士に必要な観察眼の鍛え方を解説します

訪問介護分野に転職を決めたという方に覚えておいてほしいことがあります。

それは、観察眼を養ってほしいということです。

訪問介護分野では基本的に一人で訪問することが多いと何度か記事で書いたと思います。

ということは、ご利用者様の体調や感情、環境の変化はあなたが気付かなければいけないということです。

利用者様の状態や心境を観察し、必要に応じて適切な対応をする能力が求められます。

利用者様の体調や気分の変化を敏感に察知し、状況に応じたサポートを提供するために何が必要なのでしょうか?

 

今日は観察眼を養うために必要なことについて解説します。

 

転職前に覚えておきたい介護士に必要な観察眼を養う方法とは?

訪問介護分野において観察眼を養うことはとても重要なことです。

例えばご利用者様が

 

毎日薬を飲んでいるか

薬の飲み間違いはないか、

薬を落としてしまっていないか

 

こうしたことは過去のご利用者様のエピソードから推察することができますよね。

ご利用者様がどのような性格なのか、どのような生活スタイルを送っておられるのかを把握し、どこに介護が必要なのかを考えることで、こうした情報を把握することができます。

 

しかしながらこうしたエピソードは教えられてできるようなものではありません。

経験を積む必要がありますが、新人のうちにはなかなか視野が向かないということもあります。

 

その場合はどうすればいいのでしょうか?

 

訪問分野で働くのが初めてなのであれば、ぜひじっと細かく観察するという癖をつけてみてください。

ご利用者様も後輩指導も同じですが、ご利用者様のご自宅に入って出るまで、

ご利用者様がどのような動きをするのか、どのような生活スタイルを構築しているのか、

毎日同じ時間に入っているのであれば、じっと観察してみてください。

すると利用者様の癖が見当たると思います。

 

例えば私なら朝起きてトイレに入って歯磨きして、という流れは毎日のルーティンとして定着しています。

利用者様も同じようなルーティンというものがあるはずです。その中でどこに問題があるのかどこをサポートすべきなのかが見えてきます。

 

訪問介護分野で自分一人だけで対応するのはとても大変なことかもしれません。

しかし観察眼を養うことで、何をすべきかが見えてきますので是非試してみてくださいね。

 

    関連記事

    1. 腰痛持ちで転職を考えている介護福祉士のあなたへ

    2. 介護士の仕事内容とは? | 病院と介護施設の違い

    3. 転職前に覚えておきたい複数の掲載情報や口コミ情報の調べ方