介護職の転職理由は様々ですが、一番多いのは人間関係の悪化によって職場を変えるということは少なくないと思います。
しかし人間関係が悪化したからと言って、毎回転職をするとなるとそれなりに労力もかかり、大変ですよね。
そんな時は異動願を出すというのも一つの方法かもしれません。
異動とは勤務先の企業からの事例として所属する部署を変更することを意味しています。
同じ法人内の施設に異動という形になるので、新たに就職活動をする必要がありませんし、勤務形態も同じ形で働くことができます。
今日は異動のメリットやデメリットについて考えてみたいと思います。
介護職の異動のメリットとデメリットについて
さて、介護職の異動はあるのでしょうか?これは実はよくみられることなのです。
異動と聞くと、ネガティブに捉えられる方も多いかもしれません。しかし異動は実は自分から申請することも可能なのです。
異動によるメリットとしては、新しい知識や技術が身についたり、様々な職場を経て経験値を積み重ねたりすることに繋がります。
そのため、大きな法人内であれば数年に一度、人事異動のタイミングで面談があったりしますので、そのタイミングで法人内異動を打診されることもあります。
しかし新しい職場で一から人間関係を構築したり、仕事内容を把握したりという大変さは少なからず存在します。こうした悩みはあると思いますが、私は若手のうち、特に40代までは積極的に異動を受け入れてみるのも一つの社会経験だと思っています。
私は若手のうちは様々な経験をしたいと考える方なので、転職するよりは異動という形で様々な経験をしてみてはどうでしょうか。
介護職で異動を希望する場合はどうすればいいのか?
さて、異動を希望する場合はどのようにすればいいのでしょうか?
異動を希望してすぐに職場配置変更が可能というわけではありません。まずは職場の上司に相談して異動願を提出する必要があります。
ただ、異動をするために人間関係の悪化によって異動を希望するというよりは、異動する理由をポジティブな内容に変更しておくことをお勧めします。
例えば「新しい職場で経験を積みたい」「スキルアップを希望している」「年収を上げたい」など、将来の自分や職場のメリットになるような理由としておくことがいいかもしれません。職場の人間関係が悪化したからというネガティブな理由であれば受理されない可能性もありますので注意が必要ですよ。