介護士の転職理由の一つに、うつ病を発症したというものがあります。
うつ病を発症する理由は様々で
- 人員不足
- 職員や利用者との人間関係
- 給与面の不満
- 不規則な時間による生活習慣の乱れ
- 身体的疲労
などが挙げられます。
様々な理由からうつ病を発症してしまった場合、どのように対処すべきなのでしょうか。
また、次の転職先ではどのようなことに気を付け、再発を予防すべきなのでしょうか?
今日は介護士のうつ病について考えてみます。
介護士に多いうつ病の発生理由とは?
介護士の転職理由にうつ病を発症したということがよく挙げられます。
介護士の仕事は、慢性的な人員不足であるということはよく知られていると思います。
人員不足からくる身体的疲労によるものだけでなく、一番大きい理由として精神的疲労が蓄積することも問題点の一つです。
人間関係やコミュニケーションの問題はよく取り上げられていますが、私は認知機能が低下している利用者様と話が合わないことや、ご高齢であることで、最後施設内でお亡くなりになられ、看取りをするケースもあり、これが精神的疲労感に繋がっている大きな原因なのではないかと考えています。
これに慣れろとは言いませんが、精神的な問題を解決する方法を確立しなければ、これから先転職しても同じような問題で悩まなければいけません。
ではどのように解決していけばいいのでしょうか?
うつ病を発症させないために日頃から考えておくべきこととは?
ここからは私の親の経験談になりますが、私の親ももともと介護士として働いており、メンタルクリニックに通っていたことがあります。
そこで精神科医に言われたことは、「定期的なストレス発散法を見つける」ということでした。
介護士は前述したように精神的疲労度が高い仕事です。
特に命の現場を目の当たりにすることも少なくありません。
また、利用者様の認知機能面の問題でコミュニケーションもままならないことも多くストレスを抱える人が多いのです。
そのストレスを一人で抱え込まず、誰かに相談したり、運動や食事、旅行や買い物などで解消する方法を確立させておくべきだという話がありました。
もしあなたが精神的疲労感を感じているのであれば、今日からでも自分のストレス発散法を探してみてはいかがでしょうか?
次の職場では同じことを繰り返さないためにも、ぜひ探してみるといいかもしれませんね。