ケアマネジャーが転職する理由の一つに職場環境が上げられます。
それは人間関係のいざこざだけでなく、AI機器の取扱いについても同様です。
パソコンの使い方がわからない
メールの送り方がわからない
Wi-Fiの使い方がわからない
など、近年事業所のICT化が進んでおり、様々なAI機器の使い方がわからないということだけでなく、それの利用に忌避感を感じている上司や同僚もいるのではないでしょうか?
こうしたことをコンピュータリテラシーと言いますが、実はこうした問題に直面している事業所が後を絶ちません。
そのため若手や優秀な人材が辞めていくという現状があるということを知っていますか?
今日はこうしたコンピュータリテラシーについて考えてみます。
あなたは大丈夫?50代以降のコンピュータリテラシーの低下とは?
ケアマネジャーの業務は書類業務だけが多いわけではありません。多くの事業所との連携を取らなければならなかったり、FAXで連絡が来たりメールが届いたりと様々な業務に追われていると思います。
こうした業務にはパソコンは欠かせないツールの一つになってきました。
そのためパソコンを使えないという方は少なくなってきたのではないでしょうか?
しかし近年事業所のICT化が進んでおり、スマホの普及やタブレット端末の普及などを行う事業所も少なくありません。
そのため、ある程度のパソコンやタブレット操作技能は求められる時代になってきました。
しかしながらケアマネジャーの平均年齢は50歳近いと言われています。
つまりもう少し高齢のケアマネジャーもおられるということですよね。
実は50代、60代のコンピュータを操作するための知識や技術は低いと言われています。これをコンピュータリテラシーが低いというのですが、実はこのアンケート調査が出ているほどなのです。
つまり業務で必要なパソコンやタブレット作業を後輩に任せっきりにしてしまっている事業所が多い可能性があるのです。
となると若手はパソコンやタブレット端末の操作は先輩方よりも得意としているからこそ、業務が過多になっている可能性があり、その結果ストレスをためてしまって退職をしてしまっているという状況も考えられます。
それを回避するために、パソコン作業の方法やタブレット端末の利用方法などの講習会を各事業所で行う必要もあるのではないでしょうか?
ケアマネジャーの人材確保は重要であると理解はしていても、こうしたところに問題が潜んでいるということは、現場だけでなく上層部もきちんと把握しておかなければいけませんね。