ケアマネジャーとして働く上で、精神的疲労や肉体的疲労が蓄積し、ワークライフバランスが悪化することによって退職もしくは転職を考えているという方もおられるのではないでしょうか。
これらの現状は他人事ではなく、我々の身近においても増えている問題であり、私の知り合いの事業所でもケアマネジャーが続々と退職しているという状況が続いています。
これは介護現場の深刻な人手不足によって、業務量が増え、ケアマネジャーが抱えるケアプランの作成や調整、利用者・家族のサポートなどの業務が増加していることが原因です。
これを読んでくださっているあなたももしかすると転職を考えているという方もおられると思います。
では今後どのような職種への転職が今のスキルを用いて活躍できる場所なのでしょうか?
今日はケアマネジャーの転職先について考えてみました。
ケアマネジャーの能力を生かした転職先とは?
ケアマネジャーの能力としては、多くの利用者様のケアプランの作成に携わります。
一人のケアマネで40名という膨大の利用者様のケアプランの作成を行うということは、同時にこれだけのプロジェクトを振興していくという能力が必要になります。
そのため、目標設定、計画立案、人員配置、スケジュール管理、品質管理、費用管理、問題解決といった能力にたけているといっても過言ではありません。
そのため、他業種に転職する場合はこうした能力を活かした仕事を選ぶといいかもしれません。
具体的には
- 人材採用や育成に関する仕事
- プロジェクトマネージャー
- 企画・提案業務
- 福祉コーディネーター
- 福祉系コンサルタント
といった職種がケアマネの転職先として人気です。
もしあなたが今後、ケアマネの能力を活かして転職を考えているのであれば
ぜひこうした職種を考えてみてはいかがでしょうか?
他にも転職先として介護福祉士に戻るという選択もあります。
実は介護福祉士に戻ることで給与面が下がるのではと心配されている方もおられますが、
介護福祉士は夜勤業務があるため、比較的給与面の向上が見込める可能性があります。
しかしながら、夜勤業務は自分のライフスタイルに合わないという方も少なくありません。そんな場合は、自分のライフスタイルに合わせた職種の選び方が重要ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。