サービス管理責任者は近年求められている人材の一つでもあります。そしてこの資格は障害者総合支援法に基づいて定められた資格であるということを過去の記事ではご紹介させていただきました。この資格は国家資格ではなく、ある一定の資格を取得したうえで一定の研修や実地研修を経たうえで資格を得ることができます。
さて、それではこの資格を取得することで給与面はどの程度向上するのでしょうか?今日はサービス管理責任者の給与面について考えてみたいと思います。
サービス管理責任者の給与事情|介護士と比べてみた
サービス管理責任者の資格を取得してこれから新しい現場へとキャリアアップを目指して転職を考えているという方もおられるのではないでしょうか?
サービス管理責任者に求められているのは利用者様に対するサービスの質の向上、そしてチームスタッフの統括です。施設スタッフに技術不足や知識不足がみられるようであれば、そのチームの能力向上を目指してアプローチを進めていくことが求められています。
こうした仕事に就くことで今まで介護士の時と給与面はどのように変わるのでしょうか?
㋿三年度の障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査結果から情報を調べてみた結果、年収に換算すると、約430万~500万であるという調査結果が出ています。こうした情報については勤続年数などによって状況は変わるため、一概にこの金額というわけではないようです。そのためある事業所では年収500万円以上で募集している事業所もあります。
さて、それでは介護福祉士と比較してサービス管理責任者の平均的な年収についてご紹介してみたいと思います。サービス管理責任者の常勤のサービス管理責任者の平均給与は処遇改善加算取得事業所の場合は39万円前後という試算が出ています。それと比較して介護福祉職員の場合、31万円前後という試算が出ています。こうした情報は前述したように経験年数によって左右されるため、差はありますが、結果としてサービス管理責任者になると給与面は向上するといっても過言ではありません。
サービス管理責任者は障碍者施設の中に必ず配置しなければいけない職種であるため、需要が途絶える可能性が限りなく低い職種と言われています。もしあなたがこれから転職を考えているのであれば、ぜひチェックしてみてくださいね。