先日、サービス管理責任者の上司として留意すべき行動についてご紹介しました。
合わせて読む → サービス管理責任者 | 上司としての振る舞いとは?
今回は上司の即座に実践可能な良い振る舞いに焦点を当て、サービス管理責任者が事業所内で中心的な役割を担っていることを踏まえ、普段の行動が職場全体に与える影響の重要性に解説します。
将来サービス管理責任者になりたい方も、良いスタートを切るために是非試してみてください。
サービス管理責任者 | 今日から変えられる良い行動
振る舞いの基本として、まず話を聞く際には相手の顔を見つめ、一時的に作業を中断し、真摯に相手に向き合うことが大切です。
これによって相手は「話を聞いてもらえた」と感じ、円滑なコミュニケーションが築かれます。
また、相手の発言には相槌を打ち、イライラした表情を見せないように気をつけ、職員が安心して話せる雰囲気を醸成することも不可欠です。
感情のコントロールも重要で、仕事が多忙であったり、ストレスを感じることがあっても、その際にイライラせずに冷静に問題に取り組むことが大切です。
感情の爆発は職場環境や人間関係に悪影響を与えかねません。そのため、冷静な対応が求められます。
週末や休日にはゆっくりと休息をとり、リラックスした時間を過ごすことで、ストレスを効果的に発散できます。
態度に一貫性を持つことも忘れてはいけません。
相手によって態度を変えないよう心掛け、上に立つ者ほど謙虚さを忘れず、現場の職員との平等なコミュニケーションを心がけましょう。
仲の良い関係にある職員との接し方にも注意し、態度の一貫性を保つことで信頼を築くことができます。
さらに、仕事を任せる際には自ら動くよりも職員を信じて積極的に仕事を委任し、その過程で職員の成長機会を逃さないようにしましょう。
ただし、任せっきりにせず、適切なタイミングで報告・連絡・相談を行い、仕事の進捗状況を確認することが重要です。
サービス管理責任者:上司としての良い振る舞い|まとめ
一見簡単そうには見えますが、サービス管理責任者としてはコミュニケーションの基本を大切にし、感情のコントロールや態度の一貫性を心がけるということは意外に難しいことです。
全てをガラッと変えることは難しいと思いますが、毎日の積み重ねで少しずつでも良い方向、良い行動に変われることでしょう!
また仕事を任せる際には適切なバランスを保ちながら職員との信頼関係を築いていくことが、良い振る舞いの一環となります。