自分に合った柔道整復師養成施設の選び方

先日、柔道整復師になるためには大学もしくは専門学校に行く必要があるとお伝えしました。

柔道整復師を目指す上で、自分に合った養成施設を選ぶことは非常に重要なことです。

自分に合った学校を選ぶことで、学習意欲を高く保ち、資格取得に向けてスムーズに進んでいくことができます。

今回は自分に合った柔道整復師養成施設を選ぶための具体的な方法を紹介します。

柔道整復師養成施設の選び方 | オープンキャンパス

オープンキャンパスは、学校を直接見て、感じることができる貴重な機会です。

パンフレットやウェブサイトだけでは分からない学校の雰囲気、設備、そして在校生や教員の生の声を聞くことができます。積極的に参加し、疑問点を解消しましょう。

オープンキャンパスでチェックすべきポイントは以下の通りです。

  • 学校の雰囲気:活気があるか、落ち着いた雰囲気か
  • 設備:実習室の設備は充実しているか、清潔か
  • カリキュラム:自分の学びたい内容が含まれているか、国家試験対策は充実しているか
  • 教員:熱心に指導してくれるか、親身になって相談に乗ってくれるか
  • 在校生:どんな雰囲気の学生が多いか、楽しそうに学んでいるか
  • アクセス:自宅からの通学時間はどのくらいかかるか、交通の便は良いか

複数の学校のオープンキャンパスに参加し、比較検討することで、自分に合った学校を見つけやすくなります。

事前に学校のウェブサイトなどで日程を確認し、予約が必要な場合は忘れずに行いましょう。

学校の雰囲気やカリキュラムをチェック

学校の雰囲気は学習意欲に大きく影響します。自分に合った雰囲気の学校を選ぶことは、充実した学生生活を送る上で重要です。

活気のある学校、落ち着いた雰囲気の学校など、それぞれ特徴があります。オープンキャンパスに参加したり、学校のウェブサイトやパンフレットを見たりして、自分に合った雰囲気の学校を探しましょう。

また、学校の立地や周辺環境も確認しておきましょう。

カリキュラムも重要なチェックポイントです。柔道整復師の国家試験対策が充実しているか、臨床実習の機会は十分に設けられているか、自分が学びたい専門分野の授業があるかなどを確認しましょう。

特に、柔道整復師は手技が重要なため、実技の授業内容や設備の充実度は必ず確認しましょう。

柔道整復理論、解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、リハビリテーション医学など、基本的な科目が網羅されているかも確認することが大切です。

先輩や先生に話を聞こう

在校生や卒業生、そして先生に話を聞くことで、学校のリアルな情報を得ることができます。

オープンキャンパスで積極的に質問したり、学校に問い合わせて話を聞く機会を設けてもらったりするのも良いでしょう。

学校のウェブサイトやブログなどで、在校生や卒業生のインタビュー記事が掲載されている場合もあるので、参考にしてみてください。

質問例として以下のような項目が挙げられます。

質問項目 質問内容例
学習内容 授業の進め方、課題の量、国家試験対策について教えてください。
実習 臨床実習の内容、期間、実習先はどのようなところですか?
学校生活 学生同士の雰囲気、部活動やサークル活動について教えてください。
就職サポート 就職指導の内容、就職先の紹介、就職率について教えてください。
学費 学費以外にかかる費用(教材費、実習費など)について教えてください。

これらの情報を総合的に判断し、自分に最も合った柔道整復師養成施設を選びましょう。

 

後悔のない進路選択をするために、しっかりと情報収集を行い、納得のいくまで検討することが大切です。

 

関連記事

  1. 整骨院と整体院の使い分け

  2. 柔道整復師が理解すべき肩こり・腰痛のメカニズム

  3. 柔道整復師の気になる年収とは