保育士から児童発達支援管理責任者になるためには

最近、保育士の方が転職を検討する際に、児童発達支援管理責任者を目指すことがあるようです。

本記事ではその理由について解説します。

 

保育士と児童発達支援管理責任者の共通点

児童発達支援管理責任者は、障害のある子どもたちが社会の一員として自立して生活できるよう、必要な支援計画の作成やサービスの提供を行う専門職です。

保育士の仕事が幼児期の子どもたちの保育と教育に重点を置いているのに対し、児童発達支援管理責任者は障害児童の発達支援に特化しています。

 

両職種は、子どもたちの発達を支えるための共感力、コミュニケーション能力、教育計画の策定能力など、多くの必要とされるスキルに共通点があります。

これらの共通点が、保育士から児童発達支援管理責任者への転職を希望する理由の一つと言えるでしょう。

 

保育士が児童発達支援管理責任者になる方法

『児発管』を目指す者は、介護、障害、医療、児童の直接支援業務に関連する実務経験が必要です。

具体的には、以下の条件を満たす必要があります。

・5年以上かつ900日以上の介護、障害、医療、児童の直接支援業務の経験。

・そのうち、児童または障害者の支援に関しては、3年以上かつ540日以上の勤務が必要です。

ただし、保育士としての勤務経験が5年以上かつ900日以上あれば、上記の実務経験要件をクリアしているとみなされます。

ただし、認可外保育園での勤務経験は、この実務経験の要件を満たすものとは認められません。

このポイントが他の職業と比べ、保育士から児発官をへのキャリアチェンジを目指す理由にもなっているでしょう。

 

児発管研修の受講

実務経験の条件を満たした後、基礎研修と実践研修を受講する必要があります。研修内容は以下の通りです。

基礎研修

相談支援従事者初心者研修(11時間)、サービス管理責任者等研修(15時間)

実践研修

サービス管理責任者等実践研修(14.5時間)

実務経験の条件を満たす必要がありますが、研修は条件を満たす2年前から受講可能です。

これは、保育士としての勤務を始めてから3年が経過した時点で、児発管への道が開かれることを意味します。

 

これらの要件をクリアすることで、児童発達支援の分野で管理責任者としての資格を得ることができます。これにより、児童や障害を持つ人々へのより質の高い支援を提供することが期待されます。

 

保育士が児童発達支援管理責任者になる方法 | まとめ

保育士から児童発達支援管理責任者を目指す人が多いのは、現在の仕事のスキルが活かせるということと実務経験要件をクリアしているので、他の職業から転職するより有利だという点があるからのようです。

現在、保育士で転職を考えている方は、児童発達支援管理責任者になることを選択肢の一つにいれてみてはいかがでしょうか。

 

 

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