保育士として日々現場で活躍しておられる保育士は多く、現場は人手不足で悩むということも少なくありません。そして何より人手不足による負担増に加え、平均給与も全産業の平均給与に比べて若干少ないという現状から転職を考える方もおられるでしょう。しかしながら保育士としてキャリアップを目指し、給与の底上げを行うこともできるということを知っていますか?今日は保育士として働くあなたが今の職場でキャリアアップを目指すために必要なことをご紹介してみたいと思います。
保育士としてのキャリアアップで保育の専門知識を高めよう
保育士のキャリアアップは多岐に渡り、障害児保育や食育などの分野においても活躍することができます。こうした専門的な知識は実践で役立つことが多く、一度身に着けてしまえば多くの現場で活躍することができます。またキャリアップ研修は都道府県ごとに受けることができますが、その資格は全国で通用するのです。つまりあなたの転職活動において有利に働くことができます。
受けておきたい研修として職務分野別リーダー研修、乳児保育や障害児保育は転職先の選択肢を増やすことができます。具体的には児童発達支援施設や乳児施設などで働くことが可能です。
こうした受験資格はおおよそ3年以上の実務経験を経ていることが条件になります。
これらをご紹介していきたいと思います。
職務分野別リーダーは3年以上の実務経験を経ていることで受講できます。この研修を修了するとし職務分野別リーダーとして活躍することができ、各自治体から保育園に処遇改善費として5,000円の補助金が支給され、本人に支払われることになります。
そしてこの職務分野別リーダーの経験者が4つ以上の専門分野を修了することで処遇改善費は月額4万円の給与アップが可能になります。
もちろん保育園の規模により副主任保育士と合わせての対象上限人数が設けられていますので、各施設によって問い合わせておくことをおすすめします。
保育士としてキャリアアップを目指す方法は他にも多岐に渡ります。もしあなたが今の給与に満足できないと感じているのであれば、ぜひこうした情報を常々チェックしておくことをおすすめします。